睡眠時のおすすめ姿勢と小物使い
では、どのような姿勢で寝たら、腰痛になりにくいのでしょうか? 具体的に、おすすめの姿勢を2つ紹介します。
1.仰向けで「膝の下」にクッションを入れる
仰向けの姿勢から膝を曲げると、骨盤が前に引っ張られたり腰が反ってしまうのを、防ぐことができます。
クッションや枕などを膝の下に入れて、膝を軽く曲げた姿勢をとると、腰に負担がかからず寝ることができます。
2.横向きで「膝の間」にクッションを入れる
横向きになったとき、足が交差して組んだ状態になるのを防ぐために、膝の間にクッションを入れるのがおすすめです。 そうすることで、骨盤から腰がねじれるのを防いで、腰痛を予防することができるでしょう。抱き枕を抱いて寝るのも有効です。
寝起きにおすすめ腰痛解消ストレッチ
<背筋のストレッチ>
写真のように正座の姿勢から前に屈んで、背筋をストレッチします。背中が伸びていることを感じながら、30秒程度ゆっくりとストレッチしましょう。
<背骨の体操>
(1)手と足の間を肩幅に開き、四つ這いの姿勢となります。3〜5秒かけてゆっくりと背骨全体を丸めます。このとき手足は動かさずに、背骨だけで動かし、お腹を上に突き上げるイメージで行います。
(2)次に3〜5秒かけて、ゆっくりと背骨全体を反らしていきます。このとき(1)と同様に、手足は動かさないようにします。(1)→(2)の動きを5回繰り返します。
文:rana