寒暖差アレルギーの予防と対処法とは?

 

「寒暖差アレルギー」は基本的に、気温差が激しい場所に出たときに発症し、身体が気温の変化に慣れれば自然と改善します。 ですが、入浴後や外出時など思わぬ場面で、くしゃみや鼻水が止まらなくなるのは不快なもの。思い当たる症状のある方はしっかり対処していきましょう。

 

まず、予防するには、根本的な原因となる「気温差をできるだけ少なくする」ことが大切です。 ●脱衣所を温めておく


●お風呂のお湯は温め過ぎない


●温度調節がしやすい服装を心がける など、日常生活の中でできることをしていきましょう。

 

また上述した通り、自律神経の乱れによって発症・悪化することがあります。自律神経バランスを整えるためには、十分な睡眠やストレスを溜めない生活を心がけるなど規則正しい生活を送ることが大切です

(※1)

。 これらの対策を徹底しても症状が改善しない場合は、アレルギーに用いる薬で治療することもできます。軽く考えず、耳鼻科や内科などで早めに相談することをおすすめします。

 

(※1)徳島県医師会「血管運動性鼻炎」

 

 

文:成田亜希子