2018.07.26
2018.09.21
暑い夏のファッションアイテムとして大活躍してくれるサンダル。お気に入りの1品を使い回していると、汚れや匂いが気になってしまいますよね。今回はサンダルを長持ちさせるための方法についてご紹介していきましょう。
汚れたサンダルを復活させるテクニック
7月3日放送の『あさイチ』(NHK系)では、簡単にできるサンダルのクリーニング術が紹介されていました。履物クリーニングの達人・濱岡裕司さんによると、夏場に気になるサンダルの匂いは“重曹水”を使えば撃退できるそう。やり方としてはまず、小さじ1杯の重曹を水100mlに溶かしましょう。完成した重曹水をサンダルの表面にスプレーで吹きかけたら、乾くまで放置すればOK。汗や皮脂の汚れは酸性なので、弱アルカリ性の重曹水をかけると中和されて匂いが弱くなるといいます。
またサンダルの中敷きについた黒ずみには、消しゴムが効果的。鉛筆で書いた文字を消すように、黒ずみをこするだけでキレイになっていきます。もし汚れがシワの奥まで入り込んでいた場合には、消しゴムではなく台所用中性洗剤を使用するのがおすすめ。まずはあらかじめ、小さじ1杯分の中性洗剤を水100mlに溶かしておきます。液体を使い古しの歯ブラシにつけてサンダルのシワに沿って動かせば、みるみる汚れが落ちていくはず。
中性の洗剤を使うことで、サンダルの素材をあまり傷めずに済むのが大きなメリット。キレイになったら濡れタオルでよく拭いて、風通しのいいところで陰干ししてくださいね。
お手軽なクリーニング術に、視聴者からは「黒ずみが消しゴムで消えるって本当!? この方法知ってたら前に使ってたサンダル捨てなくてよかったのに…」「1回汚れたサンダルをキレイにできるなんてびっくり」と驚きの声が続出していました。
カビを防ぐための保管方法って?
湿気が多い時期にはサンダルの汚れや匂いだけでなく、カビにも注意が必要。『よじごじDays』(テレビ東京系)では、お掃除のプロ・尾崎真さんがカビを予防できる靴の保管方法を教えてくれました。
靴が雨に濡れた際には放置せず、しっかり内側と外側をタオルで拭いて下駄箱に入れましょう。その際には“何もしないで保管”するだけでOKです。たとえば靴を紙箱に入れてから下駄箱に収納すると、紙箱がカビてしまうため逆効果に。新聞紙を靴に詰めても同じようにカビる可能性がある上、新聞紙のインクが靴に付着してしまうことも。
尾崎さんによると、もし靴に何か詰める場合は乾燥した清潔なタオルを選ぶのがベスト。カビ予防だけでなく、靴自体の型くずれを防ぐことができます。また靴箱の扉を開けっぱなしにしておくのも有効なので、湿気が気になる時期には試してみてはいかがでしょうか?
サンダルを履く季節は限られているもの。シーズンごとに買い替えなくて済むように、きちんとお手入れしておきたいところですね。