商品化のスピードが早い“SNS発商品”
他にも、4位「志麻さん(タサン志麻)」、5位「冷凍うどん」、6位「高たんぱく」、7位「いちご酢」、8位「アイラップ」、9位「チーズハットグ」、10位「炊飯マグ」がランクイン。
同ランキングで特に注目されるのが、SNS発となるグルメの台頭です。食品メーカーも流行を敏感にキャッチして、スピード感を持って商品化。ネット上で話題になったグルメ、「バズグルメ」が今後も人気になるかもしれませんね。
さらに共働き世帯の増加に伴う時短調理ブームが続く中、ニーズを捉えた「冷凍食品」も広がりを見せています。オフィスの昼食としても人気になっているセブン-イレブンの「冷凍カップ飯」のように、冷凍食品のパーソナライズ化も進んでいくことでしょう。
昨年のトレンドワード1位となった「サバ缶」は現在も人気食材として君臨していますが、流行を受けて健康ブームも肉から魚へと変わりつつあります。セブン-イレブンは爆発的なヒットとなった「サラダチキン」に続き、今年の春に「サラダフィッシュ」を発売。高齢者人口の増加や低糖質ダイエットと重なり、さらなる大流行が予想されます。
■調査概要
調査方法:約100万件ある「レシピブログ」のレシピデータベースに対して、ユーザーが検索したキーワードを各月集計。2019年上半期に急上昇したワードをレシピブログ編集部にて選定
調査対象:「レシピブログ」ユーザー
調査期間:2019年1月~2019年5月
文/原田美咲