2019.06.23

本当にそのままでいいの?ゴミだらけの家に住み続ける5つのリスク

■生活の破たん

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ゴミだらけの家で生活していると、人の感覚はだんだんとマヒしていってしまいます。第三者の目から見ると「非常に汚い」環境であっても、よりひどい環境を経験していれば、「今はまだそれほどではない」と考えてしまうことも。こうした感覚の麻痺がもたらすのは、さらなるゴミ屋敷化と言えるでしょう。

今はまだ、「散らかっているのはリビングと個室だけ」という状況であっても、このまま片付けができなければ、人間の生活を維持するために必要不可欠な場所まで侵されていく可能性も高いです。

トイレやバスルーム、キッチンなどが使えなくなってしまえば、自宅でありながら、人間的な生活が不可能な場所へと変貌してしまうのです。

このような状態になってしまうと、すでに生活が破たんしていると考えられます。どれだけ自分で頑張ろうとしても、難しいのが現実でしょう。

ゴミだらけの部屋で生活することには、このような破たんへの道への第一歩だということを、しっかりと自覚しておいてください。

 

■周囲とのコミュニケーションの減少

自分の家がゴミだらけだという自覚がある方は、周囲の人と深い付き合いをすることを好まない傾向があります。どれだけ仲良くなっても、相手を自分の家へと招くことはできません。自然と距離を置いてしまうケースも多いのですね。

また自宅から異臭や悪臭がもれるようになれば、当然近隣住民の方は、「いったい何事だろう」と思われることでしょう。

何らかのトラブルを抱えている相手と、あえて積極的に関わろうとする方は少ないもの。自分が気付かない内に、近所の方から敬遠されてしまう可能性もあります。

現在ゴミ屋敷トラブルを抱えている方の中には、人間関係が希薄で孤立しているような方もいます。ゴミだらけの家が原因で、周囲の人と自信を持って関われなくなってしまったとしたら……それも、より一層のゴミ屋敷化を推し進める、原因となってしまうでしょう。

 

■住宅の劣化

ゴミだらけの家で生活するリスク、最後の一つは金銭面にダイレクトに関わってくるポイントとなります。室内のゴミが増え、そして目に見える部分が少なくなると、住宅のメンテナンスが適切に施せない可能性も高くなってしまいます。

たとえば、窓際にたくさんの不要な書類が積み重ねられている場合、冬の結露に気付くことは難しいでしょう。また表面上はわからない場所で、カビが発生している可能性もあります。初期の段階なら、適切な対処をすることは決して難しくありません。しかし「不用品の山」が、こうしたメンテナンスのタイミングを見逃す原因になってしまうのです。

住宅の劣化が進めば、当然メンテナンスにもお金がかかってしまいます。最悪の場合、住み慣れた場所を失うことにもなりかねないのです。

 

■まとめ

家の中にゴミが増えてきたときに、「なんとかしなきゃ!」と思うことは非常に重要なことです。その気持ちがないまま、「まぁ仕方がないか……」と思い続けると、さらなるリスクを招いてしまうことでしょう。

まずは「ゴミだらけの部屋で生活し続けるリスク」について、冷静に向き合ってみましょう。その上で、「本当に自分がしたい生活は、どのようなものなのか」を考えてみるのがオススメです。

「部屋の中がゴミだらけ」といったレベルであれば、自身の力で少しずつ改善していくことも可能です。まず目に付いた不要品から、一つずつ確実に処分していきましょう。

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佐藤 千尋

佐藤千尋
宮崎県のライターで執筆歴は3年。家事歴10年の経験を活かして、皆さんに役だつ情報を提供できれば幸いです。