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青森のお土産「実はりんごよりバナナ推し!? 昭和から続く懐かしの味」

ライフスタイル

2021.05.16

かわいいものを探すのが大好きな文筆家の甲斐みのりさんに「かわいい」「おいしい」「心に残る」の3拍子がそろった“手渡したら確実に喜んでもらえる”ご当地のおみやげを「3つだけ」厳選してもらう連載。

 

さらに、忙しいママたちのために、3つのうち、少なくとも1つは必ず「遠方からもお取り寄せできるもの」を選んでもらいました。「忙しくてご当地に行っているヒマがない!」というママでも、手に入れることができますよ。

 

今回の記事で甲斐さんがご紹介してくれるのは、“昭和から続く懐かしの味”【青森県】のおみやげ3選です。

\ 甲斐みのりさん的/「青森」のお土産


青森県の名産品と言って、多くの人が一番はじめに思い浮かべるのが、りんごそのものや、りんごを使った加工品。

 

けれども実は青森県には、バナナをモチーフにしたお菓子や飲み物がいろいろあります。

 

今では当たり前に口にできるバナナも、昭和40年代くらいまでは高級品で、人々の憧れの対象でした。

 

バナナ最中もバナナサイダーも、それから昔ながらのたぬきケーキも、昭和の時代からずっと変わらず愛される親しみの味。

 

青森県からぜひ懐かしい気持ちを持ち帰ってください。

1:【取り寄せ可】バナナ最中/旭松堂 6個入り918円

1916年創業、青森県・弘前市の老舗菓子店、旭松堂(きょくしょうどう)のなかでも地元の人々に人気なのが、この「バナナ最中」。バナナがフルーツの王様と言われ、非常に希少な食べ物であった昭和初期に、憧れを込めて作られたお菓子です。

 

バナナの香りをつけた白餡がさっくりとした歯ごたえの最中の皮で包まれていて、口にいれるとふわっと素朴で甘い香りが漂い、どこか懐かしさを感じる味です。

 

「青森の人たちにとって南国のバナナは憧れの象徴のようなものだったようで、いろいろな和菓子屋さんでバナナ最中を見ることができます。そんなエピソードを旭松堂さんの奥さんに聞いて、微笑ましく思いました。お土産に渡すときは、そんなエピソードも話してみると話題がふくらみます。旭松堂さんのバナナ最中は、ほんのりバナナ風味の素朴な甘さで食べやすく、『バナナ』と最中皮に刻まれた文字も微笑ましく目に映ります」

 

バナナ最中

  • 販売店:旭松堂
    青森県弘前市本町102
  • 通販:可

2:【取り寄せ可】三島シトロン・みしまバナナサイダー/八食サービスエイト 各160円

八戸の美味しい水と称される青森の「三島の湧水」を使用したサイダー。1年を通して変わらない水質とカルシウムをたくさん含んだ天然水がおいしさのヒミツです。「三島シトロン」と「みしまバナナサイダー」の2種類があります。

 

「三島シトロン」は、大正10年の創業時より変わらない製法で、どこか懐かしいすっきり爽快感のある強めの炭酸が特徴。「みしまバナナサイダー」は、昭和 30 年代のバナナが高級品であった頃に一般のかたにもバナナの味を…という思いで作られました。ほんのりバナナの香りがする、まろやかで優しい甘みが特徴です。

 

「ご当地サイダーには、その土地の特徴が反映されているものが多くおもしろいですよね。見つけると、必ず買っています。少々重いのですが旅の思い出に持ち帰りたいので、私は地方に行くときはトランクを空に近い状態にしていき、そこに瓶ものなど詰め込むことが多いです。通販できるものであれば、現地でチェックしておいて帰ってからお取り寄せするのもオススメです。こちらのみしまサイダーは、昭和の時代から続くだけあって、ラベルのレトロさがかわいい。バナナのサイダーは珍しいので、お土産に友人の家に持っていって、ちょっとずつみんなで味見しながら飲むと盛り上がりそうですね」

 

三島シトロン・みしまバナナサイダー

  • 販売店:八食サービスエイト
    青森県八戸市大字河原木字神才22-2
  • 通販:可

3:【取り寄せ可】 たぬきケーキ/大竹菓子舗 9個入り3,240円

昭和の時代に流行した「たぬきケーキ」。最近では街のケーキ店で見られることも少なくなりました。当時はまだ生クリームが貴重で、バタークリームが使われることが多かったようです。

 

そんななか、創業から46年間たぬきケーキを販売しているのが青森・十和田市の大竹菓子舗。ふわふわのスポンジケーキの中には、青森県産の米粉を使ったオリジナルのカスタードクリームが練りこまれています。その上にのったチョコレートコーティングされたたぬきの顔の中身は、純生クリーム。創業時はバタークリームでしたが、時代の流れにそって、現在では動物性の純生クリームが使用されています。取り寄せでは冷凍で届くので、食べる際は冷蔵庫に移して、解凍してからいただきます。

 

「たぬきケーキには、いろいろな見た目や味があります。ただ、発送してくれるところがあまりなく、こちらのお店は取り寄せられることがすごく珍しくていいなあ、と。昭和の時代のお菓子なんで、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが懐かしいと喜んでくれつと思います。表情がちょっとずつ違うのも、愛らしい。ほっこりと和めるティータイムを過ごせるお菓子です。大きくボリュームがあり、食べ応えも十分!」

たぬきケーキ

  • 販売店:大竹菓子舗
    青森県十和田市東一番町7-28
  • 通販:可

PROFILE 文筆家・甲斐みのりさん

旅、散歩、お菓子、パン、手みやげ、クラシックホテルや建築、雑貨や暮らしなどを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。和歌山県田辺市、宮崎県川南町など、地方自治体の観光案内パンフレットも手がける。著書は『全国かわいいおみやげ』『気持ちが伝わるおいしい贈りもの』『アイスの旅』など40冊以上。公式サイト

取材・文/松崎愛香 撮影/田尻陽子 イラスト/網中いづる
※掲載情報は取材時のものです。新型コロナウイルスの影響で変更がある可能性があるので、最新情報はHPなどでご確認ください。紹介している商品の取り扱い、在庫の有無についてはお近くの店舗に直接お問い合わせください。

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