120-2

■スパイスの使い方

スパイスは種類が多すぎるので、使い方がわからないという人も少なくありません。スパイスは基本の使い方さえ抑えておけば、どんな料理にも活用できるので、ぜひとも覚えておくようにしましょう。 まずは香りづけをするためのベースとなる、ホールスパイスを使用します。代表的なスパイスとしては、クローブやカルダモン、シナモンなどがあります。香りがゆっくりと材料に移っていくため、調理の序盤に加えるのがポイントです。 調理の中盤に香りをつけるために使用するのが、パウダースパイスです。カレーの場合だと、クミンやレッドチリ、ターメリックやコリアンダーのパウダーを加えます。


長時間炒め続けると香りが飛んでしまうので、パウダースパイスを加えた後は、短時間で炒めるのがポイントです。 最後に香りが強いフレッシュスパイスを加えます。パクチーやバジルなどといった、少し癖のある香草を使えば、仕上げ用のスパイスとして利用できます。

■まとめ

スパイスを最初から何種類もそろえてしまうと、どの料理にどうやって使えばよいかわからなくなってしまうので、最初はミックススパイスやガラムマサラなど、オールラウンドで活躍するスパイスから始めてみるようにしましょう。