2018.12.22

日本と世界の地下鉄は一体どこが違うのか!?

宮殿のような豪華なホーム

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さて、駅によってはあまりの豪華なプラットホームに驚きを隠せないかもしれません。美しいモザイク画、彫刻、ステンドグラスを駆使した美しいプラットホームはさながら美術館のよう。モスクワのみならずロシアにはこのような美しいプラットホームが多いので、いろいろな駅をめぐり歩くのも楽しいかもしれません。

そもそも、モスクワの地下鉄が開業したのはソ連時代のこと。ソ連が存在した時代はアメリカ都のイデオロギー合戦が行われていた時代でした。地下鉄は社会主義のショーウインドーとして機能したわけです。そのため、モザイク画をよく見ると、ソ連の創始者であるレーニンが見られるはず。プラットホームにある作品の数々を見ると、まるで社会主義世界に迷い込んだような感覚になるかもしれません。

ところで、プラットホーム鑑賞中はスリにご注意を。お財布はチェーンを付けて、カバンやズボンに取り付けるといいですよ。

 

日本の地下鉄よりも走行音は大きい

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いよいよ列車に乗ります。モスクワの地下を走る車両も新型が増えていますが、まだまだ旧型車両も頑張っています。旧型車両は下から「グァーン」というものすごく大きな音を出します。あまりにも音が大きいので、隣の人との会話は大声で話さないと通じないレベル。そのためか、モスクワの地下鉄の車内ではあまり話し声は聞こえません。

「それでは車内放送も聞こえないのでは…」と思うかもしれませんが、心配はいりません。旧型車であってもモニターが設置されているため、安心して地下鉄に乗車できます。

ちなみに、ロシアに限らず旧ソ連諸国、中東欧諸国を走る旧型の地下鉄車両も同じような音を出します。なぜなら、社会主義体制に属していた国はほとんど同じ型の車両を共有しているからです。機会があればロシアと中東欧諸国の地下鉄を比較してみましょう。

 

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新田浩之

国鉄が民営化された1987年生まれのフリーランス。昔から鉄道好きで、青春18切符を使った鉄道旅行も経験。CHANTO WEBでは主に旅行や鉄道に関する原稿を執筆中。