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7回会っただけ!“ネトゲ婚”した夫婦「リアル以上に相手をよく知れる訳」

ライフスタイル

2021.10.13

るしこさんがオフ会に行き未来の夫に出会う

アメブロやTwitterで、夫婦の日常や2歳の子どもの育児に関する漫画を公開している漫画家のるしこさん。旦那さんとは、ネットゲームを介して顔を知らない状態で知り合い、7回会っただけで結婚したといいます。そんなネトゲ婚に至るまでの過程を伺いました。 

ゲームだから「本音」で話せて信頼関係が築けた

—— オンラインゲームで出会ってご結婚されたとのこと。そもそも旦那さんを好きになった経緯を教えてもらえますか。

 

るしこ:

10年以上前からオンラインゲーム上で知り合いでした。仲のいい友達として毎日一緒にゲームをしながらチャットしていた関係で、いつの間にか好きになっていきました。

 

ゲーム内のチャットは対面とは違ってお互いの表情が見えないので、飾らずに本音で話せるんです。当時から私は夫を「なんとなく気が合うな」と思っていて、何げない日常の話から付き合っているパートナーの恋愛相談や仕事の真剣な悩みまで何でも話す関係でした。

 

そんな状態で10年以上が経った頃、東京でゲーム内の仲間とオフ会が。そこでお互いに初めて対面すると私は「リアルで会ってもやっぱり気が合うな」と、夫は「やっと本人を確認できた。本当に女だったんだね(笑)」という感じでした。

 

—— そのオフ会をきっかけに付き合うことになったのでしょうか?

 

るしこ:

いえ、そこから付き合うまでもまだまだ長くて(笑)。その後も変わらない関係でした。ただオフ会で初めて会ってみて、お互いの容姿が許容範囲だったのは恋愛関係に進展するきっかけだったと思います。

 

当時、私は自分の容姿に自信がありませんでした。オフ会後、彼に「会ってみたら思ったよりブスだったでしょ?」とチャットで聞いたんです。返信は「そんなことないよ。服だって可愛かったよ」でした。その言葉をきっかけに、「なんとなくいいな」と感じて、意識するように。

 

—— そのあたりから好きになっていったんですね。告白などはどちらからされたのでしょうか。

 

るしこ:

私からです。ゲーム内におけるキャラ同士の結婚式「エターナルバンド(エタバン)」です。(結婚式を開くと)いいアイテムがもらえるメリットを口実に、私が夫を結婚式に誘いました。

 

その結婚式以降、ゲーム内の仲間から冗談交じりで夫婦扱いされて、恥ずかしさと嬉しさを感じるように。その後に私が告白。でも告白したら、キレて電話がかかってきました。

 

—— どうしてですか!?

 

るしこ:

じつは夫はその前からずっと私のことを好きだったらしいんです(笑)。両思いだったのに、私は自分だけの片思いだと思っていた。

 

「好きになっちゃった、ごめんね」と言うと、夫は「なんでそんな言い方をするの!今まで散々、アプローチしてきたのに自分の気持ちがまったく届いていなかった」と。夫が私に好意を持っていることは仲間内では周知の事実だったみたいで、私だけが気づきませんでした(笑)。

ネット上ではわからなかった夫の意外な行動

—— お付き合いが始まると、遠距離恋愛で月1デートを重ねたそうですね。結婚まで7回しかデートしなかったと聞きましたが、本当ですか!?

 

るしこ:    

前のパートナーは夫も知っているオンラインゲーム内の仲間で、5年くらい付き合っていました。全力投球の恋愛で喧嘩も多く、結局はお別れをすることに。

 

今の夫と付き合うとき、私は20代後半にさしかかり、恋愛をこれ以上頑張りたくなかったので自然と「付き合う=結婚」でした。夫も「結婚を考えていない女性とは付き合わない」人で、当初から結婚は当たり前のようにお互い意識していたと思います。

 

—— 付き合ってみて結婚への不安はありませんでしたか?「こんな嫌なところがあったなんて」といったギャップとか。

 

るしこ:

全然なかったですね。付き合うまでにほぼ毎日チャットをしてきたので、お互いに生活リズムや家族関係、性格も全部知っていました。知らないことの方が少なく、旧知の仲という感じ。付き合ってからは、結婚後のお金の管理方法なども先にチャットで話し合って確かめ合ってきたくらいです。

 

デートの日は何日か連泊をしていました。脱いだまま放置された夫の服。使い終わった後もその辺に置いてあるティッシュ。それらを見ても想定の範囲内。

 

それくらいのだらしなさは付き合う前のチャットの会話でだいたい知っていたので、嫌な気持ちになることはありませんでした。

 

—— 逆に「こんなにいいところがあったんだ!」というギャップは?

 

るしこ:

たくさんありました。夫は私が初めて付き合った女性だったので、初デートの時に「私がリードしなきゃ!」と思っていたんですが、会ってみるとグイグイ手を引っ張っていってくれてキュンとしました。

 

「モテない奥手だと思っていたけど、意外と普通にコミュニケーションがとれるし、女慣れしてる!」って。私は田舎者だったので、東京でのデートは右も左もわかりませんでしたが、東京在住の夫がスマートに電車に乗り降りするだけでも「格好いい!」と思っていました。

 

また、私は緊張しいなんですが、夫はどっしりタイプ。デートで予定通りに物事が進まないとイライラする私に対して、動じずに落ち着いている姿を見て、「この人となら結婚生活もやっていける」と再確認していきましたね。

 

—— 同じ趣味で出会った一方で、お互いが違うタイプだからこそ「二人でやっていけそう」と思ったんですね。

 

オフ会でるしこさんが未来の夫に出会うシーン

 

PROFILE るしこさん

三重県出身の漫画家。2019年2月生まれの息子さんとネトゲ婚した旦那さんとの家族の日常を4コマで描いている。よもんが(スマホ用マンガサイト)で育児漫画を連載中。

取材・構成/秋山悠紀

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