■課金のリスク

課金をしてゲームを楽しむ人は、月額の上限を決めているのであれば、それほど問題はありません。しかし、特に上限を設定せず、勝つために課金をしている場合では、強い装備を手に入れるためにはあるお金が必要になるのです。 そうして手に入れたアイテムや装備も、新しいイベントでは役に立たなくなることも多く、次に新しく登場した装備のためにさらに支払いが必要になります。強い装備といえども、ある意味では使い捨てとなっているのです。 そのため、一度課金して強さを求めてしまうと際限がなくなってしまうのです。いわゆる「課金地獄」と呼ばれている状態です。 中には課金した金額を自慢する人もいるのですが、こうなってしまうと後戻りはできなくなってしまいます。ゲーム内で課金するために働いているといった、本末転倒となってしまうのです。 それだけ課金していても、もしそのゲームのサービスが終了してしまうとそれまでに使ったお金は全て水の泡になってしまいます。もちろん、それだけ楽しんだことで納得ができるのであれば問題ありませんが。 しかし、それまでに課金した金額の合計を冷静に見れば、呆然としてしまうのではないでしょうか。さらには、ゲームのために使っている時間もかなりのものになっているのです。

■お得なのは買い切り型のゲーム

ソフトを購入するタイプのゲームは、1本だいたい8000円前後ではないでしょうか。スマートフォンのアプリでも高額なものでも3000円程度で、中には数百円で購入できるものもあります。 ゲームの完成度から見ると、こうした買い切り型のゲームの方が秀逸なものが多いという声もあります。ゲームには目的があり、最終的にそれを果たすことができればクリアといったものも多いでしょう。 課金タイプのゲームでは、新しいイベントや装備などが次々と登場するようになっていて、ひとつのイベントはクリアすることができますが、ゲーム自体をクリアするという達成感はないようです。