・紀州和歌山みなべ梅翁園

昭和17年創業の老舗梅干しブランドです。会社のある和歌山県日高郡みなべ町は、太平洋と緑の山々に囲まれた自然豊かな環境。実際に梅干しづくりの見学をすることもでき、全国から多くの観光客が訪れます。


中でもおすすめの商品は、「スイートはちみつ梅干し」です。独自の二段仕込み製法で作られているのが特徴の人気商品。一段目は下味、二段目に甘さをじっくりと染み込ませています。果糖とはちみつだけを使い甘味料は不使用、塩分は5%と塩味が抑えてあるのもポイントです。 名前の通り、「甘くて食べやすい」とお子さまにも人気があります。

 

・猿梅

猿梅は1990年に創業の、比較的新しい梅干しブランドです。社名に縁起物の「猿」の字を使い、いつまでも健康でいられるようにという願いが込められているんだとか。それでも短期間の間に売り上げを伸ばし、これまでにもさまざまなメディアでも紹介されました。


なかでも特におすすめなのが、「猿梅ひかえめ」です。塩分は約6%と塩分控えめで、フルーティーな味わいが特徴。梅干しの酸っぱさが苦手な方にも人気の一品です。完熟し厳選した紀州南高梅を使用していて、ふっくらととろけるような食感が楽しめます。 猿梅オリジナルの和紙風包装紙で包まれているので、お世話になった方へのギフトにもぴったりですよ。

 

・石神邑

紀州石神は「梅の郷」としてもお馴染み。そこで作られた梅干しは、味や食感、余韻の全てが格別です。


中でもおすすめなのが、三段重ねになった特選セット。石神邑で人気商品の「うす塩味梅干し」「邑咲」「蜜っこ」を三段重ねで詰め合わせてあります。A級品の南高梅の中でも特大粒のみを贅沢に使用。 一粒ずつ和紙で包まれており、箱は鮮やかな桐箱、さらに優しい色合いの風呂敷で包んであります。梅干しも包装の見た目も豪華で華やかなので、ギフトにおすすめです。

身近な梅干しだからこそ、いいものを

今回は梅干しの選び方や、高級梅干しブランドを5選ご紹介しました。あなたが気になる梅干しのブランドは見つかりましたか?


高級な梅干しは見た目も華やかで、味も普通の梅干しとはやはり違ってきます。自分へのご褒美にはもちろん、贈答用にも喜ばれる商品です。ぜひご自身お気に入りの梅干しブランドを見つけてくださいね。

 

文/小野寺香織