■バインミー

フォーと同じくらい日本でも人気の高いベトナム料理がバインミーです。バゲットに肉やハム、細切りにしたニンジンやキュウリ、酢漬けにした大根、レタスやパクチーなどを挟み、魚醤のヌクマムをふりかけていただく料理です。 フランスの植民地だったことを伺わせる料理で、ベトナムの食文化に影響を与えていることを感じられます。アジアとフランスを融合させた、複雑で絶妙な味わいを楽しめます。 使用しているパンはフランスパンではなく、米粉を使ったパンなのでとても柔らかく、もちもちした食感を楽しめます。 バインミーもベトナムでは朝食の定番メニューで、いろいろなお店で提供されています。


■春巻き

ベトナム料理の定番といえば春巻きです。日本でもすっかりおなじみになっているメニューで、春巻きが大好きという人も多いですよね。 ベトナムの春巻きは中国料理の春巻きとは違い、米粉を使ったライスペーパーを使用して作ります。 春巻きには生春巻きと揚げ春巻き、蒸し春巻きなどがありますが、中でも人気の高いのが生春巻きです。 生春巻きはエビやパクチー、レタスやビーフンなどを包み、甘辛いスイートチリソースをつけていただきます。 ライスペーパーのもちもちした食感と、生野菜のシャキシャキした食感がやみつきになるメニューです。 生春巻きは完成したものを提供されることが多いですが、ベトナムの地元のレストランではライスペーパーと具材が別々で提供され、自分で好みの具材を乗せ、巻いてから食べます。 生春巻きはゴイクンと呼ばれていますが、揚げ春巻きはチャーゾーと呼ばれています。ライスペーパーで巻いて揚げているので、サクサクした食感を楽しめます。