タイやシンガポール、カンボジアなど日本でも人気の東南アジア料理は数多くありますが、その中でも比較的日本人の口に合うといわれているのがベトナム料理です。 中国とフランスの植民地であったことから、料理も両国に影響を受けたものが多く見られます。また、隣国のタイと同じ食材を使うことが多いため、似たようなメニューも多数存在します。そんなベトナム料理の中で、人気の高いメニューをまとめてみました。
■フォー
ベトナムの代表的な料理といえば、フォーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。フォーとは平打ちの透き通った麺のことで、米粉で作られています。 もともとは北部で食べられていた料理ですが、現在ではベトナム中で食べられている代表的なベトナムの料理です。ベトナムでは朝食を外で食べる人が多いですが、朝食の定番メニューの一つとしても有名です。 牛肉や鶏肉を使ったスープに牛肉や鶏肉、つみれなどを入れ、野菜と香草、唐辛子とライムを入れていただく麺料理となります。 日本でもかなり人気が高く、インスタントのフォーが販売していたり、専門店がオープンしているほどです。 フォーのスープにはさまざまなタイプがあり、北部と南部では味が違います。北部は野菜が少なめですがあっさりしているのが特徴で、南部はもやしやパクチーなどの野菜や香草をたっぷり入れた甘めの濃いスープです。 ベトナムではレストランや屋台などいろいろなお店で提供されているので、どこでも食べることができます。