■殺意を覚えた「ご飯まだ?」(美代子さん/32歳/事務員)

A woman sleeping
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普段から自分ではなにもしない旦那。用意した服しか着ないし、食事のときもなにも手伝わず、ただテーブルの前に座って食事が運ばれてくるのを待つだけです。もちろん食べ終わった食器をキッチンへ運ぶとか、洗うなんてありえません。 それは最初から分かっていたことなので、なにも思わないのですが、一度私が風邪で寝込んだときに旦那に言われた言葉には、殺意を覚えました。普段風邪なんて引かない私ですが、職場で流行っていた熱風邪をもらったようで、その日はひどい熱だったんです。 ベッドから起き上がることすらできず、激しい頭痛と喉の痛みに襲われていました。旦那には「できることは自分でやって」とお願いしていたのです。が、夜7時頃に私のベッドの前に来て、驚きのひと言を。 心配して様子を見に来てくれたのかと思いきや、「ご飯まだ?」と不機嫌そうな顔で私に言ったんです。「お前も風邪ひけ〜、お前も風邪ひけ〜」布団のなかでそう呪文のように唱え続けていました。