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■役割分担を厳密にせず家族で協力し合う

赤ちゃんも、飼っているペットも、急に病気になる可能性はあります。また、家庭内で思わぬ怪我をしてしまう危険性も考えられます。 家庭によって、誰が何をするかは役割分担をきっちり決めていることがありますが、自分の役割でないことにはノータッチ。という姿勢よりも、何かあれば柔軟に行動するようにした方が、ペットを含め、家族の健康と安全を守ることができるものです。 例えばペットの世話は妻がすることになっていたとしても、赤ちゃんが小さくて頻繁に外出できない場合には、夫にお願いできるようしておいてはいかがでしょうか? 夫婦で役割をきっちり分け過ぎてしまうと、もしペットと赤ちゃんの間で何かあった問題が起こったときにも、夫婦でもめる原因になります。同じ家にいる限り、赤ちゃんもペットも責任をもって家族で大切にする心構えがあれば、急な病気や怪我にも十分に対応できることでしょう。 いざというときに備え、赤ちゃんやペットをどの医療機関に連れて行けばよいか、共に外出する際はどのような支度をすればよいか、 離乳食やエサを購入するならどのメーカーのものが食べ慣れているのかなど、生活に必要な情報を家族で共有しておくと安心です。 赤ちゃんもペットもお迎えする前に、家族でしっかりと話し合い情報を共有をしておくことで、何かあったときにも冷静に対応できるようにしておきたいものです。