防犯、人間関係…挨拶は生きる上で大事なテーマ

防犯の観点で「子どもに挨拶をさせない」という選択肢が当たり前になりつつある昨今ですが、親としては「挨拶できない大人になったらどうしよう…」といった悩みも。当たり前のことですが、“挨拶”は子どもの時だけでなく大人になっても重要なコミュニケーションの基本です。

 

そのため子どものうちから挨拶を習慣づけてあげたいのも事実。

 

実際に保護者の中には、「不審者とかに目をつけられるのは怖いけど、挨拶はしっかり教えたい」「知らない人に挨拶するスキルは大人になってから必要だし、本当は子どものうちから挨拶に慣れさせたいんだけど…」とジレンマを抱える人も少なくありません。

 

しかし「あまり子どもに挨拶を強要させるのもどうかと思う」と、反対の考えを持つ人も。「挨拶は大事だけど、子どものうちから知らない人にまで挨拶させるのは過剰」「すれ違う度に人と挨拶をすることなんてないし、最低限お世話になっている人に元気よく挨拶できればよいのでは?」との意見も寄せられていました。

 

家庭によって様々な教育方針があると思いますが、子どもが安心して“当たり前”のように挨拶できる世の中になることを祈るばかりです。

 

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文/長谷部ひとみ