都心と地方では人との関わり方が違う
子どもが挨拶をする人について、明確な“線引き”をしている親もいる様子。例えばネット上では、「同じマンション内の住人には、基本的に挨拶をさせてる」といった声が上がっていました。
他には「通学路の“見守り隊”などボランティアの人には、自分から挨拶をするように教えています」「積極的に挨拶をしつけているけど、あくまで『知っている人』限定」という方針の親も。誰にでも挨拶をさせるのではなく、“挨拶をする人”の範囲を大人の方で決めてあげるとよさそうですね。
また子どもの挨拶事情は、地域によっても様々な違いが。まず人が密集しているような都心で暮らしている親からは、「ただ歩くだけでも大勢の人とすれ違うから、『みんなに挨拶しなさい』って教えるのはそもそも不可能」などと指摘されています。
一方で人口密度が少ない地方では、子どもがさかんに挨拶をしている地域も。「結構なド田舎に住んでるけど、子どもが当たり前のように知らない人とも挨拶を交わしてるよ」「人通りが少なくて“地域ぐるみでの監視”が難しい地方だと、挨拶をして人間関係を築いた方が防犯になる」との声が寄せられていました。