「知らない人でもちゃんと挨拶しなさい」と親にしつけられた人は多いと思いますが、昨今では少し事情が変わってきている様子。

 

世間では子どもへの“声かけ事案”なども取りざたされており、親は子どもに挨拶をさせた方がいいのか悩んでいるようです。

子どもの挨拶をどう考えていますか?

以前ネット上でとあるお母さんが、「子どもに見知らぬ人でも挨拶をするように教えてますか?」と質問。子どもの挨拶について、様々な考え方が寄せられていました。

 

まず目についたのは、「他人には挨拶をさせないようにしている」との声。やはり子どもの挨拶に対して慎重になっている親は少なくないようです。

 

「昔ならともかく、今の時代はむやみに挨拶をさせない方がよさそう」「少し寂しいことだけど、子どものリスクを考えたら『誰にでも挨拶をしなさい』とは言えない」といった意見が書き込まれていました。

 

しかし中には「挨拶は防犯にもなるから、させておいた方がいい」と考える人も。挨拶をすることで地域の人から顔を覚えてもらい、子どもが犯罪に巻き込まれにくくなるといいます。

 

たしかに犯罪から子どもを守るためには、近隣住民との協力が必要。そのため「変な人には挨拶させたくないけど、通学中の子どもを見守ってくれる人たちには挨拶をさせたい」というのが親の本音のようです。