私立小は教育方針も内容も個性豊か

 

一般の公立小は自治体で決められた学区の小学校に通うのが基本ですが、隣接する小学校などを選べる自治体もあります。人気の小学校だと抽選になる場合もありますが、この場合も試験などはありません。

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試験による選抜を経て入学する私立小には、小学校のみの学校(小学校は共学だが中学からは女子校なども含む)もあれば、中学まで・高校までの学校、そのまま大学まで進学可能ないわゆる「エスカレーター式」の学校もあります。教会が経営するミッション系、お寺が経営する仏教系、学校法人が経営する大学付属の小学校など、経営母体もさまざまです。 多くは英語教育、総合学習、芸術や音楽教育などに力を入れるなど、それぞれの学校の教育理念に沿った個性豊かな教育を行っています。文部科学省が定める「学習指導要領」通りの教育を行わなくてもよいので、検定教科書を使わなかったり、先取り授業を行ったり、教科書には載っていない深い学びを行ったりと、その内容は各学校によって様々です。

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