2018.06.30

おしゃぶりはいつまで!?歯並びも心配…やめどきは?

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新生児の頃は、おしゃぶりがあればスヤスヤ眠ってくれたので愛用していたけれど、1歳を過ぎ2歳に近づくにつれ、歯並びも気になるし、見た目がちょっと恥ずかしいと感じ始めるママも。

 

でも、おしゃぶりがないと眠れない子は、なくなったらどう乗り切ればいいの?電車の中や病院の待合室など、静かにしていてほしい場面では…?と不安もいっぱいですよね。

 

この記事では、おしゃぶりの「やめどき」のポイントや、先輩ママが実行した「やめ方」などを紹介します。

 

実際、おしゃぶりで歯並びは悪くなるの?


新生児~歯が生え始めるころまでは問題ありませんが、1歳前後で前歯が生え揃ってくると、おしゃぶりを続けることで歯並びが悪くならないか心配になり始めるママは多いと思います。

 

実際、歯科検診が行われる1歳半検診では、おしゃぶりを使っているかどうか聞かれたり、そろそろ歯並びやかみ合わせに影響が出始めるので使わない方がいいと指導される場合もあります。

 

日本小児歯科学会の見解によると、おしゃぶりで噛み合わせに問題が生じた場合でも、2歳頃までに使用をやめれば、その後の発育とともに改善されるとのこと。2歳半を過ぎると、入臼歯が生え揃い、開咬(オープンバイト)・乳臼歯交叉咬合など、噛み合わせの異常が将来に渡って続く懸念があるとしています。

 

その他、上顎前突(出っ歯)などもおしゃぶりの影響が心配されますが、小学生や中学生のお子さんを持つママに聞いてみたところ、おしゃぶりをしていた子が必ずしも歯並びが悪いとは限らず、兄弟で、おしゃぶりを使っていた子が歯並びがよく、使っていない方の子が歯列矯正をしているというケースもありました。

 

最近では、形状や素材を工夫して「歯並びに影響しにくい」というおしゃぶりも売っていますが、歯並びに関しては、遺伝・あごの細さ・歯の大きさなど、おしゃぶり以外の要素も絡んでくるようです。ただし検診で歯科医師からおしゃぶりの影響を指摘された場合は、できるだけやめる方向が望ましいでしょう。

 

おしゃぶりのメリット・デメリットって?


おしゃぶりについては、歯並び以外にも、色々なメリット・デメリットが言われています。

 

代表的なデメリットとしては、生後5~6か月から1歳頃の赤ちゃんに対し、

「触ったモノを口に入れて感触や危険度を確かめる機会が奪われる」

「喃語(言葉にならないおしゃべり)を練習する機会がなくなる」

といった、口を使った他の活動が阻害されるというもの。

 

<関連記事> 赤ちゃんの「あうー(クーイング)」の意味…喃語とはどう違うの?

 

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また、

「おしゃぶりをしている間はおとなしいので、放っておかれ、コミュニケーション不足になる」

という説もありますが、これらに関しては、おしゃぶりの有無にかかわらず、積極的に色々なものを触って遊ぶ機会を作ったり、まめにコミュニケーションを取ればそこまで心配はいらないかもしれません。

 

むしろママにとっては、出かけるときにおしゃぶりを忘れたり、出先で落としてしまった時の対策の方が大問題といえるかも。

 

また、いざやめさせようとした時に、お子さんが精神的に不安定になってしまい、なかなかやめられなかったという声もチラホラ聞きますので、「依存性」もデメリットの一つと言えるでしょう。

 

メリットとしては、おしゃぶり中は鼻で呼吸をすることになるので、口呼吸を防ぐ効果があると言われています。おしゃぶりをしていない子がみんな口呼吸というわけではありませんが、短期間の使用で口呼吸のクセが治るなら試してみる価値があるかもしれませんね。

おしゃぶりのやめ時・やめ方は!?

先輩ママの体験談


それでは、先輩ママたちのおしゃぶりのやめ方はどんな風だったでしょうか?アンケートの結果からいくつか紹介します。

 

「保育園で、赤ちゃんのお人形をお世話する遊びが流行っていたので、3歳の誕生日に買うことにしました。娘には、おしゃぶりは赤ちゃんにあげようねと言うと、嫌がるかなと思ったら意外とすんなり受け入れてくれました!」(Oさん・29歳・3歳の女の子のママ)

 

「保育園は、6か月からはおしゃぶりを使用しない方針だったため、後で苦労するよりいま一緒にやめようと思って、夜の寝かしつけ時もおしゃぶりは使わないことに決めました。ただ、かわりに私の耳を触りながら寝るクセがついてしまい、私も添い寝で寝落ちする回数が激増(笑)」(Hさん・27歳・1歳の男の子のママ)

 

「超・定番ですが、おしゃぶりにハサミで切り込みを入れておきました!しばらくそれでも吸っていましたが、そのうち千切れてしまったので、壊れちゃったね、といって処分しました。しばらく探したりグズグズしていましたが、1週間くらいで慣れたようです」(Rさん・30歳・1歳6か月の男の子のママ)

 

「カラシを塗るといいって実家の母に聞いたのでやってみましたが…洗ってきて~!と号泣。断り切れず、カラシ作戦は失敗しました(笑)」(Uさん・30歳・2歳の男の子のママ)

 

「保育園ではおしゃぶりは使っていませんでしたが、家では2歳を過ぎてもくわえたまま遊んだりしていました。小児科の先生が、指をしゃぶるよりはいいとおっしゃったので、まあ3歳ごろまでは…と考えていたら、自然に回数が減ってきたので良かったです。」(Fさん・26歳・2歳の女の子のママ)

 

まとめ


周りのアドバイスを聞いて「おしゃぶりは使わないでおこう」と思っていても、つわりなどで体調が悪い時におしゃぶりを使うことでママの負担が減り、結果的に子どもに笑顔を見せてあげられるのなら、それはそれでベストな選択かもしれません。

 

反対に、ママは使おうと思っていても、どうしてもぷっと吐き出してしまい、おしゃぶりを受け付けない子もけっこう多いようです。(うちの子もそうでした)

 

今現在、悪い影響が出ていないかだけは注意しておく必要がありますが、神経質になりすぎず、タイミングを見て卒業していきたいですね。

 

文/高谷みえこ

参考:日本小児歯科学会「おしゃぶりについての考え方」

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。