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うつ病でも、諦めない! 妊娠・育児【その6】

子育て

2016.12.07

2016.12.08

【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

 

ライター名:草間小鳥子

 

※うつ病でも、諦めない!妊娠・育児【その5】はコチラをごらんください。

 

私は現在、うつ病を治療しながら、1歳の息子を育てています。

 

<これまでのこと>

10代で摂食障害に伴い無月経になってしまう。就職後、過労でうつ病を発症し退職。結婚後、抗うつ薬の減薬・断薬を経て自然妊娠!

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妊娠中に摂食障害が再発

 

妊娠されたことのある方には馴染み深い言葉かと思います、「体重管理」。妊娠高血圧症候群や難産を防ぐため、「妊娠中の体重増加は8〜10kgまで!」と厳しく指導する産院も多く、つらい思いで食べ物を制限された方もいらっしゃるかと思います。

ところが近年、妊婦の低体重が問題視されているのです。栄養不足のため生まれてくる胎児が小さくなってしまったり、将来の成人病のリスクが高まるのだとか。体重が増えすぎてしまうのも問題ですが、少なすぎるのもまたよくないのです。

 

もれなく私も、出産予定の総合病院から、体重増加は8kgが理想的と指示されました。食べヅワリだったため、常になにか口に入れていないと気分が悪くなってしまうのに、体重を気にして我慢。もともとストイックなたちなので、必要以上に制限してしまったようです。

ただでさえ妊娠初期、胎児が生きているかどうか不安でたまらず、悪い方へ悪い方へ考えては、看護師さんのちょっとした一言で涙が止まらなくなったことも。かなり精神的に不安定でした。

 

妊娠でホルモンバランスが変化するなか、ダイエットにも近い体重管理をおこなったため、安定期に入るころには、すっかり食べるのがこわくなってしまいました。

 

抗うつ薬の再開

 

妊娠中も、心療内科への通院は続けていました。妊婦なのにげっそりと痩せてしまった私はふたたび抗うつ剤を服用することになりました。

 

うつ病の大きな特徴は、「眠れない、食べられない、疲れやすい」。体力の落ちた私はそのどれもに当てはまったため、妊娠継続のための苦渋の決断でした。もちろん、胎児に影響がないとはいえ、なにが起こるかわかりません。抗うつ剤は最低量。睡眠導入剤ではなく、激しく気分が落ちこんでしまった時の頓服として妊娠中でも服用できる安定剤を。

 

妊娠継続のためとはいえやはり、妊娠中に薬を服用したことは後悔しています。もっと充分に回復し、安心して妊娠生活が送れるようになってから妊娠すればよかった。家族にも、たくさん心配をかけました。

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つなわたりの妊娠生活
 

最低量の抗うつ薬を服用したかいあって、妊娠後期は落ち着いて過ごすことができました。それでも、ちょっとしたことですぐに悪い方へふれてしまうため、おそるおそるの生活。私自身の覚悟が足りず気の持ち方がよくないのかと思いましたが、以前の記事でも触れたように、うつ病は気の持ちようではなく神経の病。根気よくつきあって長い時間をかけ治療していくしかないのです。

妊娠8ヶ月の時に、やっとふたたび断薬をすることができました。

 

体中がかゆくてたまらなくなる妊娠掻痒に悩んだり、妊娠30週と35週で逆子になって気に病んだり、臨月にはストレスで片側顔面痙攣になったり……

つらいことばかりでしたが、安定期には念願の結婚式を挙げたり、開通したばかりの北陸新幹線で旅行をしたり。いい思い出もできました。

 

結局、体重はあまり増加せず、病院到着から30分足らずの超スピード安産だったのですが、体はふらふら。体力不足のまま、ノンストップで育児がはじまりました。

 

次回は、最終回!パタニティブルーと授乳中の薬の服用についてお伝えします。

 

(続く)

 

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