■支出をいかにして減らすか
普段の支出が減ればその分だけ貯蓄に回すことが出来ますし、予定外の出費を余儀なくされてしまった時でも、蓄えに余裕があればなんとか乗り切ることも出来るのでは無いでしょうか。
ではいったいどうしたら支出を減らす事が出来るのでしょうか。
言葉では簡単に言う事が出来ますが、実際に支出を減らすとなるとそう簡単にはいきませんよね。
そこで預金通帳を眺めてみるとヒントを得る事が出来るかもしれません。 ・ATMの手数料は意外と馬鹿にならない 預金口座からお金を引き出す際にはATMを利用しているという方も多いのではないでしょうか。
わざわざ銀行の窓口に行かなくても、ショッピングモールやコンビニなどに設置してあるため買い物ついでに簡単に引き出す事ができ、とても便利ですよね。
ですがそこで注意しなければならないのが手数料です。
コンビニに設置してあるような総合的なATMの場合、ほとんどの銀行は曜日や時間に関係なく手数料がかかってしまいます。
また、持っている銀行口座専用のATMだったとしても、曜日や時間によっては時間外手数料というものが取られてしまうんですね。
たとえ1回の引き出しにかかる手数料が108円~216円だったとしても、それが1ヶ月に何回かあればかなりの金額になってしまいます。
年間で計算すると1万円を超えているなんていう人も意外と多いのではないでしょうか。
ATMでお金を引き出す際には、手数料のかからない時間帯に行くようにしたり、仕事などの都合上それが難しければ、ある程度まとまった金額を引き出すようにして手数料を支払う回数を減らしましょう。 ・お金を引き出すペースが不定期の人は要注意 預金通帳の出金履歴を眺めていて「あれ今月こんなに出金したっけ?」と感じた事は無いでしょうか。
今やあらゆる場所にATMが設置してあるため、手持ちのお金が無くなれば気軽に引き出すことが出来てしまいます。
ですがその気軽さゆえに知らず知らずのうちにお金をたくさん使ってしまっていたなんていう事も。
財布の中にお金が無くなったら引き出すという事を繰り返していたら、今月自分がいったいいくら使ったのかという事が把握しづらくなってしまいますよね。
1ヶ月に使える金額を事前に決めておき、給料日にまとめて引き出すようにしてみましょう。
お財布の中を見て少なくなってきたなと感じれば、「今月はもう下ろせない」と思いとどまり無駄遣いはしなくなるのではないでしょうか。
■まとめ
預金通帳を見ればその人のお金の使い方がわかってしまいます。
普段預金通帳を見ることってそんなに無いかもしれませんが、一度意識して見てみるようにしましょう。
自分自身ではそんなに使っていないと思っていても、案外知らず知らずのうちに使っているなんていう事もあるかもしれません。
将来の事を考えて、今のうちからしっかりとお金の管理が出来るようにしておいてくださいね。