【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

 

ライター名:大石有姫

 

保育園に子供を、0歳児から認証保育園、2歳児から認可保育園に預けています。我が家は最初から認可保育園を狙ったわけではなく、倍率が高いことや幼稚園受験を迷っていたこともあり、最初は認証保育園に預けることにしました。ところが、行かせたかった幼稚園の方針転換があることを知り事情が変わったため急遽認可保育園も考えることにし、無事に認可保育園に通えることになったのです。その時に意外に知られていないことを体験したのでシェアします。

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認証保育園と認可保育園の入所時書類の違い

保育園というのは、自ら保育が出来ない状況により子供を預けるための施設ということは、認証も認可も一緒です。ですが、認可保育園の場合、管轄が行政にて入園審査行われるために、提出書類(決まった書類)があるのです。勤務証明書は社印入りのものを求められます。また、勤務復帰する場合には復帰した証明も後日出さなければいけません。認証保育園は、その施設ごとに入園審査が行われるので園によって差はありますが認可保育園ほどの書類を求められることはありません。

 

認可保育園に入園申請を出した時に知った意外な事実

私は学校を卒業してから入社した会社(A会社とします)に勤めていて、A会社在籍中に育児休暇を取得しました。その後、育児休暇を終えると同時にA会社に復帰せずに、違う会社(B会社)で働き始めたのです。A会社の育児休暇中に復帰に向けて認証保育園に預けていました。その間、期間を空けず転職した形になります。これが認可保育園入園にとても重要だったことに後々気づくのです。というのも、私のように職場を変えた場合、1日でもどこかの会社に在籍していない期間があると「継続して勤務をしていない」とみなされ、認可保育園の場合に入園審査の対象になる「子供が生まれてからの継続勤務期間」が短くなってしまうのです。もちろん期間が長い方が入園には有利です。私はA会社とB会社の間を1日も空けずに転職したので役所担当者から「日を空けなくてよかったですね」と意外なことを言われびっくりしたのを今でも覚えています。認可保育園に入る前に転職するなら覚えておきたいポイントは、日を空けない方がいいということです。有給休暇は別です。退職日が31日だとしたら、入社日は1日にしたほうが良いでしょう。しかし、住んでいる行政によって多少異なる部分もあるかもしれませんので、不安な場合は区役所に足を運んで保育園担当者に相談してみることをお勧めします。

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