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■射的

射的は定番の遊びです。子供と一緒に出掛けると子供がやりたがったりする一方で、子供に欲しい景品をせがまれたりすることもあるのではないでしょうか? リクエストに応えてあげられれば最高のコミュニケーションになります。ただし、何でも取ってあげられるとは限りません。景品には取れやすい景品と取れにくい景品がありますので、可能なら取りやすい景品を選ぶようにしてみましょう。 例えば見ただけでどっしりとしていて重たそうな景品は、何発コルク玉を当てても倒れにくいです。ゲーム機などが該当します。 逆に軽い景品は命中さえすれば倒れてくれます。景品をゲットしたいのであれば軽い景品を狙うようにしましょう。 ゲットしたい景品が決まったら、景品のどの位置にコルク玉を当てるのかを考えます。当てる位置によって倒れるかどうかが決まるのでしっかりと狙います。 箱の形の景品であれば角を狙うと回転力が働いて少しの力でも倒しやすくなりますよ。真正面を打っても景品は倒れにくいので、なるべく下の方から右上を狙って玉を打ってみるとよいでしょう。 景品を回転させるイメージで打つようにすると当たりやすいかと思います。もし親がコツをつかんだなら、子どもにも教えやすいでしょう。自分が打つときも回転を意識して打ってみてください。

■型抜き

最後に縁日でよく見る型抜きの攻略方法をご紹介します。型抜きのコツはまず、型を抜こうとする前に余計な粉を取り除いておくことです。 そうすると抜きやすくなります。 そしていよいよ画びょうでさしていくわけですが、まだ準備できることがあります。手で割れる部分は前もって除去しておくと画びょうを刺したときに割れにくくなりますよ。 また、型抜きの材質はゼラチンとデンプンです。湿らせると柔らかくなりますから、ウェットティッシュで軽く拭き取ると作業がしやすくなります。お店に禁止されたらやめましょう。 壁を使った作業は細かく集中力が必要です。コツは少しずつ動かしていくことで、一気に抜いてしまわないように注意します。完成度を上げるために画びょうや紙やすりを持参する人もいますので、お店の許可があれば使ってみてはいかがでしょうか? ご紹介したように輪投げや射的にはそれぞれコツがあるのです。ですが前もってコツを調べた上でお祭りに行く人はなかなかいないのではないでしょうか? 分からないことがあれば即座にスマートフォンで調べることができる時代ですが、屋台の前で的屋での遊び方を調べている人はなかなかいませんよね。 よほど好きな人でない限り、的屋に何回も通っている人はそうそういないでしょう。予算の面もありますし、子供と一緒に的屋で遊べる機会は実は限られているのです。 子供と遊んだ思い出を残すなら、手も足も出なくてさっぱり駄目というより、子供が上手にできて商品を手に入れた、親が難しい的を当ててくれたなど、喜ばしいものにしたいですよね。 また、お祭りという非日常の舞台は 子供の好奇心を刺激し、親子の絆を深めるためにうってつけの機会でもあります。 ぜひ上手にコミュニケーションをとって忘れられない思い出を残しましょう。