みなさんはSNSを利用されていますか?今や生活の必需品となっているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、SNSにも流行があり、今流行っているものがこの先も人気を保ち続けるとは限りません。
特に今はSNS転換期とも言える変化の時期で、これまでは連絡や近況をやり取りするのがメインの用途だったのが、少しずつ形を変えてきているようです。
それでは2019年、令和の時代にはどのようなSNSが流行するのでしょうか。
■SNSの流行の変化
・2000年代のSNS まず日本におけるSNSの起源ですが、2000年代にmixiやGREEといった匿名性の高いソーシャルコミュニケーションサービスが流行しました。当時、海外ではFacebookが少しずつ浸透し始めていましたが、個人情報をインターネット上に公開することにまだ戸惑いのある風潮だったため、当初はあまり流行らないと言われていました。反対に、仮想のアバターでコミュニケーションが取れる前述のサービスが人気となったのです。 また、日記をインターネット上に公開することで、閲覧者からコメントを受け取れるブログサービスも活発に利用されました。
そういったSNSの利用者が徐々に増加していき、利用者のITのリテラシーも向上したことから、SNSは安全という意識が高まり、SNS市場は急速に発展していきました。 ・2010年代のSNS 2000年代後半からはFacebookも広まり、離れた友達とも気軽にコミュニケーションが取れるとして、幅広い世代で人気となりました。
またスマートフォンの普及により、従来の連絡はメールや電話が主流でしたが、LINEやメッセンジャーなどのチャットサービスが欠かせない連絡手段となりました。
さらに、ドラマの影響もあって、日本人でも多くの人がTwitterを利用するようにもなりました。匿名で多くの人に自分の考えを発信でき、共感されると承認欲求が満たされることから、幸福感の少ない現代社会のニーズにマッチしたサービスと言われています。現在では日本人の3人に1人がTwitterアカウントを持っている計算になります。(ただし、1人で複数のアカウントを利用しているユーザーも含めます。) Twitterが短い文章で日常を綴るミニブログサービスなのに対し、おしゃれな写真を投稿することで自身のセンスをアピールできるInstagramも若年層を中心に人気となりました。
「インスタ映え」という言葉は流行語にもなりましたが、同時にInstagramにおしゃれな写真を投稿したいがために、スイーツを食べずに捨てたり、立入禁止のエリアで撮影したりといった行為も社会問題にもなっています。
このように、様々な種類のSNSが飛躍的に普及した陰で、SNSが現実の人間関係にも影響するという弊害が少なからずもあり、「SNS疲れ」や「SNS離れ」という言葉も広まってきました。 ・2018年からの流行 近年では画像や文字だけのサービスでは物足りないという若者のニーズから、TikTokやShowroomといった動画配信サービスが人気を集めており、これ以降はライブ配信アプリに注目が集まってくるのではないかと言われています。 それでは、ライブ配信アプリについて次でご紹介していきます。
■ライブ配信アプリってどんなもの?
リアルタイムで動画を配信できるサービスはこれまでにもツイキャスやニコ生といったものがありましたが、今後流行ると言われているのは、ライブ配信で収入を得られるサービスです。
従来のものは配信者が趣味で動画を配信するものがほとんどでしたが、今後は視聴者が配信者を応援する仕組みとして、プレゼント(おひねりのようなもの)を課金形式でプレゼントできるのが特徴となっています。
プレゼントで得られた収入は配信者と動画配信サービス会社で分け合う仕組みとなっています。
一般人でも趣味を生かして気軽に収入を得られることから、若年層を中心に普及してくと予想されています。