■口座の種類を後から変更することはできるの?
証券会社や銀行にて、投資用の口座を開設する際には、「知識がないまま、ただなんとなく口座の種類を選択してしまった!」というケースも少なくありません。 あとでそれぞれの意味を把握したところで、「口座の種類を変更したい!」と思うこともあるかもしれません。 一般口座から特定口座への変更は、それぞれの証券会社や銀行に申し出て、手続きを行うことですぐに可能となります。この場合、新たに特定口座を開くことになりますが、一般口座が閉鎖されるわけではありません。また、一般口座の金融商品を、特定口座に移せるかどうかは、機関ごとに異なるルールを採用しています。 また源泉徴収の区分についても、問い合わせることで変更が可能となるケースがほとんどです。ただし一部の機関においては、「そもそも源泉徴収なし区分が存在していない」ということもあるので、こちらについても事前にチェックしておきましょう。 それぞれの口座の意味を把握し、自分自身の投資スタイルに合った口座へと切り替えることで、投資生活をスムーズにスタートできるのではないでしょうか。
■まとめ
いざ投資をスタートさせよう!と思っても、難しい言葉ばかりで、なかなか一歩を踏み出せない……という方は、決して少なくありません。とはいえ、自分自身の資産を守っていくためには「わからない」だけでは済まされないことも多いもの。一つ一つ、確実に問題を解決していきましょう。 今回は「特定口座」と「一般口座」の違いについて解説しました。自分に合う口座を選択し、ぜひ自分なりの投資生活をスタートさせてみてくださいね。「投資家」としての新たな視点で、世の中の流れをチェックできるようになるのではないでしょうか。