■借り手の「ニーズ」を探ることも重要!
不動産物件を選択する場合には、「誰が自分の物件を借りてくれるのか」について意識し、事前にリサーチを行うことも重要です。 たとえば、単身者向けのワンルームマンションの購入を検討する場合、「近隣に公園がある」「閑静な住環境」「日当たり」などの条件は、重要度が低いことも予想されます。 一人暮らしで日中仕事をしていれば、近くに公園があっても、日中の日当たりが良くてもあまり関係ありません。それよりも「駅から徒歩何分か」「家賃はいくらなのか」を気にする方も少なくないのです。 一方でファミリー向けの物件の場合は、「住環境」や「周辺環境」にこだわるケースも少なくありません。小学校や中学校から近いかどうかも、重要なポイントとなるでしょう。 どのような人が、どんな条件でお部屋探しを行っているのかは、エリアによって違ってきます。一人暮らしをしている人が多いエリアもあれば、ファミリーに人気のエリアもあり、それぞれの条件に合った物件を購入した方が、借りられやすいと言えるでしょう。 また自分にとってのターゲット層が決まれば、「その人たちにとって重要度の高い設備はどんなものなのか」という点についても、予想を立てやすくなります。コストを抑えながらも、需要度の高い設備を導入することで、物件そのものの魅力度を高めることにつながるのです。
■不動産会社を頼るのもオススメ
不動産投資初心者の場合、優良物件とそうではない物件を見分けるのが難しいという特徴があります。また条件の良い物件ほど、すぐに買い手が見つかるもの。本当に良い物件を手に入れるためには、的確な判断力と迅速な行動力が求められます。 「自分一人では難しい」と感じたときには、不動産会社を頼ってみるのもオススメです。投資用物件の購入をサポートしてくれるほか、物件購入後の維持管理までトータルで依頼できますから、不動産投資の手間を最小限にできるでしょう。
■まとめ
不動産投資には、さまざまな魅力があります。将来的に安定した収入を得られるようになれば、先行き不透明な老後についても、安心度が高まるのかもしれませんね。 とはいえ、初期コストが高額になりがちな不動産投資においては、「物件選びでつまずいて、投資そのものが失敗に終わってしまった!」なんてケースが存在するのも事実です。こうしたトラブルを避けるためにも、ぜひ物件選びは慎重に行ってみてください。 初心者にとっては、不動産会社を活用するのもオススメの方法です。プロのサポートを受けながら、購入する物件について、ぜひ自分自身で決断してみてください。