■行くお店は厳選する
外食費を効率よく節約するために、もっとも避けなければならないのが、なんとなく外食することです。特に何かが食べたいわけでもなく、お腹が空いていて、自宅に戻って作る時間もなく、ぼんやり目に付いたお店に入ってする外食。こんな外食は、家族の記憶にも残りにくく、満足度も低い外食になりやすいと言えるでしょう。 「なんとなく外食」の怖いところは、お腹が満たされても、心はあまり満たされないということです。また「偶然見かけたお店に、たまたま立ち寄る」ことで、金銭的に損をしている可能性も高いのですね。 近年、さまざまな媒体でキャンペーン情報やクーポンを配布するお店が増えてきています。そのほとんどは、インターネットや地域情報誌を活用して、配布されているもの。行きたいお店を事前に選定し、リサーチしようとすれば、お得な情報を見つけることも難しくありません。 「○○と××、どちらに行っても良い」と考えるのであれば、お得なキャンペーンやクーポンを提供しているところを選択した方が、当然経済的な負担は少なくて済みます。 また利用予定のお店を事前に決定しておけば、「ディナータイムよりもランチタイムの方が、お得に外食できる!」なんてことに気付けるのかもしれません。 「今日は外食!」となれば、その満足度を高め、また金銭的にも得をするためにも、ぜひ事前のリサーチを行っておきましょう。こうした習慣を身につけておけば、無駄な外食を防ぐ効果も期待できそうですね。
■まとめ
外食費を節約することは、家計全体を引き締めることにもつながります。特に普段から外食が多い家庭の場合、節約できる金額も非常に大きくなるでしょう。 とはいえ、これまで自由に外食を楽しんでいた環境から、一気に「外食禁止」へと極端に傾くのはオススメできません。生活の質の低下や、満足度の低下につながってストレスが溜まってしまう可能性があります。 お気に入りのお店があるなら、ぜひ「外食する時間帯」を変えてみてください。「特にお気に入りがあるわけではないけれど、ときには気分転換がしたい!」ということであれば、覆面調査員に応募するのもオススメです。 「面倒なことはなるべくしたくない」という場合でも、出かけるお店を事前に決定し、リサーチしておくだけでもコストダウンにつなげられる可能性があります。ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。