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社会人として仕事をこなしていく時間は、非常に長いものです。自信を持って活躍していくためには、適切な時期に、適切なスキルを身につけていくことが大切だと言えるでしょう。 では具体的に、「20代のうちに身につけておくべき社会人スキル」には、どのようなものが挙げられるのでしょうか。30歳までに身につけておくべき仕事スキルを4つ紹介します。

■コミュニケーション能力

20代のうちに、積極的に身につけておきたいのがコミュニケーション能力です。ビジネスで周囲の人と関わるようになれば、「個人的な好き嫌い」に関わらず、円滑な関係を築くことが求められます。「感じの良い人」として好感を抱かれるためにも、「ビジネスパートナー」として信頼されるためにも、コミュニケーション能力は欠かせないものだと言えるでしょう。 コミュニケーション能力を高めよう!と思ったときには、まず「挨拶をきちんとする」というところからスタートしましょう。気持ち良く挨拶できる人は、周囲の人からも好感を抱いてもらいやすいもの。またその挨拶がきっかけとなり、新たな会話が生まれるケースも少なくありません。 挨拶にもさまざまなバリエーションがあり、意外と奥が深いものです。「おはようございます」の挨拶ができているから、私は大丈夫!と安易に捉えるのではなく、社会人として遭遇し得るシチュエーション別に、正しい挨拶ができるように、知識を深めておきましょう。 きちんとした知識を身につけておくことで、自信を持って対応できる場面も自然と増えていくはずです。

■基本的なPC操作能力

20代のうちに、身につけておきたいスキル、2つ目はPC操作能力です。業務上、どの程度のPC操作能力を求められるのかは、仕事の内容によっても変わってくるもの。またPCでできることが多様化している今、一言で「PC操作能力」と言っても、さまざまなスキルが含まれてきます。 現在の仕事でPC操作が必要とされている場合、まずは自信を持ってそれらをこなせるだけの能力を身につけましょう。仕事効率をアップしたり、評価を高めたりすることにもつながるはずです。 現在の仕事で特にPC操作を必要としていない、もしくはごく限られた機能しか使用していない場合においても、「最低限の基本的な操作知識」だけは、身につけておくと安心です。 現代の社会に、PCは深く関わっているもので、将来的に転職することになった場合でも、「PC操作ができなければ話にならない」なんてことも考えられます。決して無駄になる能力ではありません。 PCに関する基本操作を身につける場合、客観的にもそのスキルを示しやすい「資格取得」を目指すのがオススメです。マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)資格は、オフィスソフトの利用スキルをアピールしやすい資格として、人気を集めています。