
■人気が高まっている「4月スタート手帳」!
手帳といえば、「1月スタート」のものを思い浮かべる方も多いことでしょう。実際に年末には、文具店や本屋さん、雑貨屋さんの店頭に、ずらりと人気手帳が並びます。これを見て、「1月スタートの手帳を購入し、現在使用中である」という方も多いはずです。 確かに「1月」は、1年の区切りをつける上で、非常にわかりやすい時期でもあります。「新年が来る」と聞くと、「新しいものを取り入れて、新鮮な気持ちを取り戻したい!」と思うこともあるでしょう。1月スタートの手帳は、このような消費者意識と絶妙にマッチして、市民権を得てきたと言っても過言ではありません。 しかし実際には、日常生活のリズムが「1月」を期に新たな始まりを迎えるかと問われると……「そういうわけではない」という方も多いはずです。1月を迎えて、手帳だけは新しくなっても、年度内は今の生活のペースが続いていく……なんてケースも珍しくありません。 こうした中で、徐々に注目を集めているのが「1月スタート以外の手帳」です。以下のような手帳が、登場しています。 ・4月スタート手帳・7月スタート手帳
・10月スタート手帳 これらの中でも、近年注目度が高まっているのが年度替わりのタイミングで手帳を変更できる、「4月スタート手帳」です。手帳売り場でも徐々にその存在感を増していて、「自分の生活サイクルに合わせた手帳」を選びやすい環境が整ってきています。
■4月スタート手帳を使うメリットとは?
では具体的に、4月スタート手帳を使うメリットは、どこにあるのでしょうか。具体的なポイントは以下のとおりです。 ・年度替わりで迎えた、新たなライフサイクルに馴染むものを選択できる・来年1月~3月までの予定を、把握しやすい
・年末年始の予定も書き込みやすい 4月スタートの手帳は、来年の3月までの予定を1冊で管理することができます。ここが最大のメリットと言えるでしょう。 4月に新たな体制で仕事や学習がスタートした場合、「1年度分」の予定が一気に決定されるケースも少なくありません。1月スタートの手帳の場合、「新年を迎えたタイミングで、1月~3月分の予定を改めて記載しなければならない」というデメリットが発生しますが、4月スタートであれば大丈夫です。 また何かと忙しい年末年始の予定を、しっかりと書き込めるのも「4月スタート手帳」の魅力です。この時期の手帳の移行にストレスを感じていた方にとっては、4月スタート手帳のメリットは、非常に大きいと言えるでしょう。 ★特に働くママにはオススメ! 子どもを育てながら仕事をこなすワーキングマザーにとって、自分のスケジュールと子どものスケジュール、両方を確実に把握することは、非常に重要なポイントとなります。 仕事上、スケジュール管理が必要なのは当たり前のことですが、侮れないのが子ども関連のスケジュールです。園や学校に通っていれば、平日であっても休日であっても関係なく「親としての対応」を求められることがあります。 子どもの園や学校での生活は、4月から3月までで一つの区切りが付けられています。このため、4月スタートの手帳との相性が、非常に良いと言えるでしょう。 4月に新年度がスタートした際に、1年分の予定が配布されたら、しっかりと手帳に書きこんでおきましょう。来年1月~3月の予定を、書き忘れることもありません。
