京セラ株式会社が全国の20代～30代の女性と40代～60代の男性に対して、「40代～60代の男性とスマホに関する調査」を実施。その結果、若い女性が求める理想の上司像などが明らかになりました。
仕事ができる上司像とは？
仕事ができる上司とはどのようなことに長けているのでしょうか。会社勤めしている女性を対象に、「仕事ができる人の共通点」をアンケート調査しました。半分以上の人が選択したのは、「レスポンスが早い」（53.8％）、「コミュニケーション能力が高い」（51.2％）、「仕事が丁寧」（50.0％）という結果に。さらに40代の男性自身に対しても「仕事ができる人の共通点」を聞くと、同様に「レスポンスが早い」（65.4％）という回答が最も多くなりました。順位の変動こそありますが、上位5位以内は同じ項目がランクイン。
「仕事ができる人の共通点」として挙がった「レスポンスの早さ」の選択理由を聞くと、「締め切りや納期を破らないということ」（愛知県・38歳女性）、「メール等、何にしても返事が早く仕事が早い」（福岡県・39歳女性）、「すぐに行動にうつせる人の方が、時間配分がしっかりできて効率よく仕事をこなせるから」（宮城県・37歳女性）などの意見がありました。
40代以上のいわゆる“おじさん”と言われる人たちのスマホ使用に関して、女性の意見を調査。「40代、50代、60代の男性上司のスマートフォン使用に対して、幻滅してしまうことは何ですか」と聞いたところ、「通話の声が大きい」（36.6％）と「画面が割れている」（28.2％）が多くなりました。
また「通話の声が大きい」と回答した人に幻滅する理由を尋ねたところ、「耳が遠いのかと思うから」（東京都・35歳女性）、「周りへの迷惑を顧みず、配慮が欠けている人は誰であっても幻滅。上司ならなおさら、人格を疑ってしまう」（神奈川県・31歳女性）、「周りに気をつかえない、おじさんくさい」（大阪府・26歳女性）といった辛辣な意見が挙がっています。
「画面が割れている」と答えた人からは、「年代関係なく好感が持てない」（埼玉県・26歳女性）、「いい歳して画面を直さないのかと思ってしまう」（愛知県・34歳女性）、「粗雑な人柄なのかと疑ってしまうから」（神奈川県・31歳女性）などのコメントが。スマートフォンに関することだけで、ネガティブな印象が強くなってしまうことがわかりました。様々な連絡ツールが発達している昨今、ツールを使いこなして“レスポンスの早さ”や“周囲への配慮”を心がけることが「仕事ができる」と思われるポイントのようです。
