■本格的な片付けが難しい人におすすめの「なんでも収納部屋」作り
片付けられない人に向けた片付けのコツとして、よく言われるのが「いらない物は処分する」「使った物は元の場所に戻すようにする」などです。 もちろんどちらも正しいことなのですが、片付けができない人にとってはどちらもハードルが若干高めかもしれません。
そもそも物を捨てられない、使った物をすぐしまうことができないということが片付けられない原因なのですから、そこをいきなり正そうとしても難しいはずです。 そこでおすすめしたいのが、部屋が散らかっている、と感じたらとりあえず物や捨てるか迷っている物をしまう「なんでも収納部屋」を作ってしまうこと。 クローゼットや押入れなどでもいいですが、どこか広めのスペースを「何を入れても置いてもいい場所」として、定位置に戻したりきちんと片付けたりするのが面倒なときの一時的な保管場所として使ってみてください。 大きなスペースを確保するのが難しければ、大きめの箱などの収納をなんでもボックスとして、部屋に散らばる物をとりあえず入れておいてもよいものとしてみるのもおすすめです。 当然そのお部屋や収納スペースは散らかってしまいますが、その分他の部屋は綺麗な状態を保てます。 あとは週末などまとまった時間があるとき、精神的・体力的余裕があるときにゴミ部屋の片付けに取り組むだけでオーケー。 最初から無理をして家中が整理された状態を保とうとするよりもトライしやすいので、片付けが苦手な方にも、ストレスや忙しさでおろそかになっている方にもおすすめの方法です。