■部屋が片付けられなくなる理由

元々片付けが苦手という人と、今まではそこまで苦に思わず片付けができていたのに、子供が生まれた後などのタイミングで片付けができなくなった人とでは、その理由や原因は少し異なります。 片付けられない主な理由をご紹介しますので、自分はどんなタイプなのか考えてみてくださいね。 ・そもそも片付けることが苦手 人によっては、元々片付けをすることが苦手ということもありますよね。 「今は使わないけれどいつか必要になるときがくるかも」と考えてしまい物を捨てることができなかったり、使った物を元の場所に戻すのをつい後回しにしてしまったり……


気付いたら部屋の中が散らかっていた、という経験がある方は多いのではないでしょうか。 夫婦ふたりで暮らしていた頃はそれでもなんとかなっていても、子供が生まれると物が増えたこと、子供の面倒を見る分他に割く余裕が減ったことなどが重なって「片付けが苦手」という性格が表に出てくるケースも。 ・忙しくて片付ける時間が足りない 夫婦が共働きをする生活スタイルが一般的となった現在、パパもママも忙しくてきちんと部屋を片付ける時間が取れないということもよくあります。 ただでさえ仕事が忙しいのに、その上子育てもしなければならないとなれば、自分たちの部屋などのスペースに関しては掃除や片付けを後回しにしてしまいたくなりますよね。 時間はあっても疲れがたまって動けないこともあるでしょう。 まずは自分の体の健康が大切ですから、片付けよりも休息を優先するという選択ももちろん必要です。 ですがそういった生活が続くとどうしても部屋が荒れてきてしまうのは否めません。 ・さまざまなストレスから片付けをやる気が起きない 仕事や家事、育児などなど、パパやママは日々多くのタスクをこなしながら暮らしています。 自分では気が付かないうちに、たくさんのストレスがたまってしまっていることも。そして、時にはそのストレスが片付けられない原因になることがあります。 部屋の状態は、住む人の心の状態よくをあらわすとも言われますが、実際に何らかのストレスによって心に余裕がなくなると片付けをしようという気も起こらなくなってしまいます。 これは掃除や片付けに限ったことではなく、ストレスが原因であらゆる活動性が低下し、何もやる気がしなくなってしまうことは、しばしばあることなのです。 仕事も家事も育児も、そうそう簡単に手を抜けることではありませんよね。


周りに頼れる人がいないとなおさら追い詰められてしまいます。


元々はきちんと片付けるのが普通だった人にとっては、片付けられない今の状態もまたひとつのストレス。


さらに心の負担が増える悪循環に陥りやすいです。