貯金をしている家庭は多いですが、使うとすぐに家族にバレてしまうため、自由に使えるお金が少なくて不満を感じている人も多いことでしょう。急なお誘いや外出があったとき、少しでも自由に使えるお金があれば、外出も楽しめるものです。
そのため夫には内緒で、こっそりへそくりを貯めている妻も多いようです。自分が楽しむだけではなく、家族にもしものことがあったときを考えて、積極的にへそくりをしている人も多いかもしれませんね。そこで今回はへそくりの上手な貯め方や隠し方について、ご紹介します。
■へそくりの貯め方
へそくりをしている主婦は多く、2015年11月に明治安田生命が実施したアンケートでは、平均で約127万円ものお金を貯めていることが分かりました。
結婚している女性の約42パーセントがへそくりをしているそうで、へそくり額も夫の約2.2倍となっていることから、夫より積極的にへそくりをしているようです。
みなさん、どのようにしてへそくりを貯めているのか気になるところですね。代表的なへそくりの貯め方について、紹介していきます。
・まずは家計を握る
へそくりをしたいと思うなら、自分が家計を握るようにしていなくてはなりません。あまりお金の管理が得意でない場合、もしかして夫が家計を握っているかもしれませんね。
夫が家計を握っていると自由になるお金も少なく、へそくりをすることも難しくなってきます。
まずは自分が家計を握れるように、家計簿を積極的につける、節約や貯蓄に対して積極的になるなどすると、夫からも家計を任されるようになることでしょう。
・投資でお金を増やす
自宅に現金をこっそり貯めていると、夫にバレてしまう確率も高くなってしまいます。最近では投資を活用して、へそくりを増やしている妻も多いようです。
へそくりは額がそれほど多くないため、非課税となる少額投資のNISAを活用したり、投資信託を活用して、へそくりを増やしているようです。
ただへそくりを寝かしているだけではもったいないので、活用できるへそくりがあるなら資産運用に回してみると、さらにへそくりを増やすことができるかもしれませんね。
・お小遣いは使い切らない
へそくり上級者になるといろいろな出費を節約し、へそくり用のお金を捻出しますが、へそくり初級者にはハードルが高いといえます。
まずは自分用のお小遣いの中からへそくりを残せるようにし、毎月コツコツと貯めていくようにしましょう。
お小遣いが2万円とするなら、毎月5,000円は先取り貯金をしておくと、お小遣いを使いすぎてしまうことを防ぐことができます。
・500円玉貯金で貯める
あまりお金に余裕はないけれど、へそくりはしておきたいという人におススメなのが500円玉貯金です。
毎日必ず貯金しなくてはならなくても良いので、財布の中に500円玉があるときだけ貯めていくことができます。
少しでも多くのお金を貯めたいと思うなら、買い物でお金を払う際になるべく500円玉のおつりがくるように支払うようにすると良いでしょう。
・美容代を節約する
美容室に行くことにして、そのお金をへそくりに回すことも可能です。毎月のように美容室に行っているなら、カットは数カ月に一回、カラーリングは自分で行うと、かなりの金額を貯めることができます。
化粧品をワンランク落とすなどしてみると、さらにへそくりを貯められることでしょう。
美容代についてはあまり口出ししない夫が多いため、へそくりをしやすい項目といえます。