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給料日前になるとお金が足りなくなってしまい、やりくりに困ってしまう人も多いかもしれませんね。毎月給料日には使い道をちゃんと考えているのに、なぜか足りなくなってしまうのは必ず理由があるはずです。 少しでも貯蓄を増やすためには、給料が出たらするべきことを決めておくことが大切です。給料が振り込まれたら、まずどんなことから始めれば良いのかまとめてみました。

■お金の使い方をルール化しよう

貯金を始めるには、お金を一から計算できる給料日がチャンスです。毎月余った生活費を貯蓄に回すのではなく、最初から貯蓄額や生活費などを決めてルール化しておくことで、楽に貯蓄をすることができます。 お金が貯まらない原因として考えられるのは、お金の使い方のスケジュールがおおざっぱだということにあります。 毎月何にどの程度お金を使っているのかを計算しておき、同じようにお金を使うよう、お金を分けて細かく予定をたてておきましょう。 できれば家計簿をつけておくと、どのような支出にいくら必要なのかが明確になります。ムダ使いをしている場合もすぐに分かりますので、貯蓄したいと思うなら家計簿をつけることをおすすめします。

■銀行口座を最低2つは用意する

給料日にお金を振り分ける前に、まずは銀行口座を用意しておかなくてはなりません。貯蓄用と生活費用とで、最低2つは開設しておくようにしましょう。 貯蓄用はキャッシュカードを作らないようにしておくと、貯蓄用の口座からは絶対に引き出さないようになります。 できれば家賃や光熱費などの引き落とし用の口座をもう一つ作っておくと、さらにムダ使いを抑えることが可能になります。 特にクレジットカードを利用している場合は、支払い用の口座を別に作っておく必要があります。生活費用の口座と兼用にしていると、生活費として使ってしまう可能性もありますので、引き落とし額が不足してしまうことも考えられます。 確実に引き落とされるよう、生活費用とは別に支払い用口座を作っておくと良いでしょう。

■給料を振り分ける

給料が振り込まれたら最初にやることが、口座別にお金を振り分けることです。貯金用のお金、支払いのお金、生活費のお金と分けておくと、お金を使いすぎてしまうことを防げます。 特に家賃や光熱費などの生活費は引き落とし不能になると、支払いを滞納してしまうことになりますので、少し多めにお金を振り分けておくようにしましょう。 生活費用の口座に全て入れておくと、引き落とし額を差し引いた金額がどれほど残っているのか分からなくなるため、必ず給料は振り分けて各口座に入金しておきましょう。