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家計の改善のために家計簿をつけているという方は結構多いのではないでしょうか。ですが、実際に家計は改善しているのでしょうか。家計簿は家計の改善においては王道とも呼ばれている方法ですが、完全なものではありません。家計簿をつけて、それをしっかりと分析しているといった場合には、家計の改善には大いに役に立つでしょう。 ですが、家計簿をつけることが目的になっていたり、家計簿をつけても見直していなければ、意味のないものになってしまうのです。

■キャッシュフロー表の必要性

家計簿は、それまでの支出を記録した帳簿です。毎日の収支を記録することで、それまで何にいくら使った、また、いくら収入があったということを知ることができるものです。ですから、家計簿をつけているというだけでは、そこから何も生まれません。お金に関する日記みたいなものでしょうか。 家計簿は、それまでの記録を見直すことで改善点を見つけるための道具です。ですが、お金の流れと傾向を把握しているのであれば、家計簿そのものにそれほど大きな意味はありません。お金の流れを知るためのツールですから。 ですから、家計簿でなくてもお金の流れが見えるようになれば、そこから改善点を見つけることで家計の改善は可能になるのです。そのお金の流れを見えるようにするものこそがキャッシュフローなのです。

■キャッシュフロー表を自分でつくる?

キャッシュフロー表を自分で作るとなると、操作の簡単な表計算のソフトを使用するにしても、それなりの知識が必要になります。計算式を知らなければなりませんし、表計算のソフトで使用する関数などの理解も必要です。さらには、表形式で入力したデータをグラフとして表示させるといったことも必要になります。これだけのことを自分でするとなると、当然ながらその表計算のソフトに関しての知識が必要になるのです。 パソコンが得意な人や、自分でプログラミングができる人であればそれほど難しいことではないかもしれません。ですが、せいぜいインターネットを活用するといった程度だと、そこまでの知識は難しくてよくわからないといった人も多いのではないでしょうか。 ですが、そこはそれほど考える必要はないのです。キャッシュフロー表を作成する表計算のシートは無料でダウンロードが可能なのです。フリーのものをダウンロードして使用すれば、自分で作成する必要はなく、必要なデータを入力するだけでキャッシュフロー表ができあがるのです。 もちろん、自分で作成することが可能であれば、必要に応じていろいろとカスタマイズできるので便利です。やってみたいと思った方はぜひ挑戦してみましょう。