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夜、ふと見上げた星空がきれいだったといった経験はないでしょうか。都会だと周囲の明るさでなかなかまともに星空を眺めるというのも難しいですよね。 子供のころに星空を見上げて、あれは何座、これは何座といったように星座を見つけて楽しんだ人も少なくないでしょう。大人になるとなかなかのんびりと星空を眺めるといったことも少なくなってしまいます。 たまには星空を見上げてみませんか。それが自宅で簡単にできるのです。

■星空を眺めることの効果

星が特別好きという人でなくても、星空を眺めることで体にも効果があります。個人差もありますが、もっとも大きな効果がリラックス効果ではないでしょうか。 現代人は、日常忙しくしている人が多く、自律神経で言うと交感神経が常にフル活動する状態にあります。本来であれば、交感神経が休んで副交感神経が活動するべき時間帯でも、スマホやパソコンと常に交感神経が活動しているのです。 こうなると、自律神経のバランスが崩れてしまい、体調を崩してしまうことになってしまいます。そうした中で、何も考えず、ぼーっと星空を眺めることで、交感神経を休ませてあげることにもつながるのです。この間は副交感神経の時間となり、バランスが保たれるようになります。 交感神経と副交感神経を切り替えてあげるきっかけにもなりますし、その状態で眠りにつくことができれば、今までより質のよい睡眠を得ることも可能になるのではないでしょうか。

■自宅で簡単に星空がみられる

都会にある自宅で星空を眺めるのが無理なら、郊外にいってのんびりと星空を眺めるのがいいのですが、それもなかなか難しい場合もあります。 プラネタリウムに行くといった方法もありますが、必ずしも近くにあるとは限りません。 そこで、おうちでプラネタリウムはどうでしょうか。いまは、自分の部屋をプラネタリウムにする装置が売られているのです。本格的なものだと数万円~になりますが、投影される星の数もほんもののプラネタリウム並みの数でリアルな星空を映し出してくれるのです。 1万円前後のものであっても、星空を部屋の天井に映し出すことができるのです。 安いもので2,000円を切るものあります。これらはおもちゃのようなものですから、ちゃんと星空が見たい人にはおすすめできないかもしれません。