146-2

■同じ買うならちょっとよいものを

自宅用のプラネタリウムは本格的なものから、おもちゃのようなものまでさまざまです。星座を天井に映しただけのものですから、100円ショップなどで材料を購入すれば自作も可能になります。 多少良いものを買えば、十分にプラネタリウムといて楽しむことができるようになっています。このクラスでは原板を使用して星を投影しているので、原板を変えることでまた別のパターンを投影することができるようになります。 本体に付属しているもの以外にもオプションとして販売されている場合もあるので追加で購入してもよさそうです。 また、ただ投影するだけでなく、全天が一周する日周運動機能が付いたものもあります。ランダムで流れ星が現れる機能がついたものもあり、より自然な星空がみられるのです。 角度の調整やピント調整も可能になっていますから、どんな部屋でもきれいに星空を映し出すことができるのです。

■プラネタリウムを自作してみよう

本格的なプラネタリウムの自作は大変ですが、簡単なものならちょっとした材料があれば作ることができるのです。 必要なものは、黒い画用紙といろいろな色のカラーセロハン、後は紙皿とのり、照明を当てるための懐中電灯も用意してください。 これらは全て100円ショップで入手することができます。 作り方としては、黒い画用紙に大きな弧を書きます。コンパスがあれば便利です。210度くらいの弧にしておけば大丈夫そうです。これは好きなように調整しても構いません。要するに黒い画用紙で円すいをつくるのです。 その黒い画用紙にいろいろな形をくりぬいていきます。一応プラネタリウムということですから、基本は星形でしょうか。もちろんハート型など好きな形でかまいません。そのくりぬいた部分に少し大きめにカットしたカラーセロハンを貼っていくのです。 ここで注意したいのが接着面以外にのりを付けないという点です。 出来上がったら円すいを作成し、紙皿の底面をくりぬいて貼り付けます。セロハンテープなどで3カ所ほど固定すればいいでしょう。これで完成です。 後は部屋を暗くして中に懐中電灯を入れてスイッチを入れます。かなり手軽なプラネタリウムの出来上がりです。 お子さんと一緒に作ることで、作る過程から楽しむこともできますね。

■まとめ

おうちプラネタリウムは忙しい現代人にとって、精神的な疲れをいやしてくれるすてきなアイテムです。 就寝前にちょっとの間眺めているだけでも、それが質のよい睡眠につながり、翌朝には体の疲れも癒やしてくれていそうです。 自分が使うのはもちろんですが、星空が好きな知人への贈り物としても最適なアイテムとなりそうです。