93歳のユーチューバー・道場六三郎さんのユーチューブ「鉄人の台所」でおなじみのお孫さん・鮫島なつきさん。7歳のお子さんを育てながら道場さんのマネージャーをし、毎日忙しくされています。
そんな鮫島さんに現在、主婦と生活社のクラウドファンディングで発売中、道場六三郎さんプロデュースの「ろく刀」と「ろく板」を試用してもらいました。すると、「家事がラクになって、子どもに向き合う時間ができた」と言うのです。それってどういうこと? わけを詳しくうかがいました。
自分史上いちばん細かいみじん切りができた
普段は鋼の包丁を使っていて、ときどき主人が研いでくれるんですが、すぐ錆びて切りにくくなるのが気になっていました。小さなことですが、これだけでストレスになりますからね。ステンレス包丁は錆びないからいいと聞いていたので、一度試して見たかったんです。
「ろく刀」の牛刀を使っていろいろな野菜を切ってみました。子どもにたくさんの野菜を食べてほしくて、カレーや豚汁などは野菜たっぷり具沢山にするのがいつもの料理。今日はポークカレーにするつもりで、その材料を切ったのです。
よく切れる包丁を使うのは楽しいですね。にんにく、しょうがは、自分史上いちばん細かいみじん切りができました!まな板に当たったときのトントンといういい音も料理に弾みをつけてくれて。これも料理がはかどるポイントですね。切れ味がいいので、切る食材がたくさんあってもラクに仕込みができました。
特に驚いたのは、フランスパンやブロック肉もラクにきれいに切れることです。力を入れなくてもスッと食材に刃が入って、手が疲れません。切り終わった包丁の刃のまな板への当たりがやわらかなのも、手が疲れない要因でしょうか。気持ちよく「切れた〜」という喜びが感じられて、さらに料理が楽しくなりました。
ちなみに、「ろく板」はばっこう柳を使いました。珍しい材質で、じいじ(道場六三郎さん)がいまだに思いを寄せるほどなので、一度試してみたかったんです。形は正方形にしました。
普段はひのきの長方形のものを使っているのですが、材質や形で使い勝手が変わるんですね。いい包丁といいまな板の関係が相乗効果を生み出しているんじゃないか、って思うくらいでした。
じゃがいも、にんじん、なす、ミニトマト、大根、マッシュルームを「ろく刀」と「ろく板」を使って切って、いざ調理です。そうそう、実は以前に道場プロデュースで販売されたフライパン「ろくパン」もかなりの頻度で活躍しているのですが、カレーは時短でできる圧力鍋を使っています。
ポークカレーが完成しました。料理を楽しんでできたのでいつもよりおいしく出来上がったでしょうか、主人や息子も大満足。「ろく刀」と「ろく板」は、子どもがいるご家庭には是非おすすめしたいですね。
1点だけ気になったのは…
特に「ろく板」の正方形の使い勝手は、忙しくても家事も子育てもできるだけきちんとしたい私には、うれしい限りでした。とにかく軽く、小スペースでも小回りよくて、キッチン台をフルに活用できるのです。今までたくさんの種類の野菜を出して調理するとキッチン台がごちゃごちゃになっていたのですが、正方形のまな板だと整理整頓しやすくて、助かりました。
軽いのでひとつの食材を切った後まな板の上をきれいにしたいとき、サッと洗えてめんどうくさくなかったです。また、わが家のキッチンラックにぴったりの大きさだったのでさっと手に取りやすかったのも、負担の軽減になりました。
でも1点だけ、初めのうちは臭いが気になりました。柳がもつ特有の匂いなんでしょうね。1週間程度で消えたので、今は気になりません。
「ろく刀」は錆びないので、使ったあとの片づけがラクでした。それなのにステンレスの輝きは失われなくて、キッチンにあると見た目にも気持ちがいいです。
子どもが小さいと、あれこれとすることが多くて、家事が中途半端になってしまうこともよくあります。そんなとき、キッチンがきれいにしやすかったり、料理が楽しくできる環境があったりすると、それだけで気持ちがラクになります。ホッとして次のことに取りかかれるので、子どもに笑顔で向き合えます。家庭平和を生み出す「ろく刀」と「ろく板」。そこまで言うのは言いすぎですかね(苦笑)。
私のお気に入りは、ばっこう柳の正方形
「ろく刀」は、私は牛刀が使いやすかったですが、牛刀とペティナイフがセットだとメーカー希望小売価格よりも1万円ほど安くなるので、こちらをおすすめしたいです。
文/Fannova編集部