■「高さ」を無駄にしないことが、クローゼット活用のコツ!
現代風の住宅において、多数採用されているのがクローゼットです。クローゼットは押し入れよりも奥行が浅く作られていて、最初から洋服収納に適したスタイルに作られています。 そんなクローゼットを活用する際のコツは、「高さ」を有効活用するということです。上下の空間を意識することで、使い勝手が良く、さらに多くの物をスッキリとまとめられる収納空間が出来上がります。 クローゼットには、最初から枕棚とパイプが設置されているケースも多いもの。まずはパイプに洋服を掛けたときに、デッドスペースになりがちな「足元」部分の活用からスタートしましょう。高さに合わせた引き出し収納を設置すると、収納力をアップさせることができます。 また枕棚の上も、「手が届きづらい」という理由でデッドスペースになってしまいがちです。こちらのスペースは、「使用頻度が高くないアイテムの専用スペース」と割り切ることで、使い勝手が向上するでしょう。 取っ手付きの収納ボックスを活用したり、手が届かない場所のためにあらかじめ踏み台を設置したりすれば、ストレスフリーで利用しやすくなりますよ。 ★クローゼットの左右の隙間も活用しよう! クローゼット収納では、扉を設置するための左右の「隙間」も積極的に活用してみてください。収納ケースを壁にピッタリと寄せて設置しようとすると、「壁に引っかかって、引き出しが空かない!」なんてトラブルにもつながってしまいます。あえて隙間をあけて設置すれば、その空間を別の目的で使用できます。 突っ張り棒をわたして「ひっかけ収納用スペース」として使うのも良いですし、長細いアイテムを収納する場所としてもピッタリのスペースとなってくれます。わずかな場所も見逃さず、活用方法を検討してみることをオススメします。
■スッキリ整えて、「開けても恥ずかしくない収納」を目指そう!
クローゼットや押し入れは、便利な収納スペースです。家族やお客様が集う場所の近くにあると、非常に便利ですよね。しかし一方で、ゴチャ付きが気になりやすい場所でもあります。「統一感」や「スッキリと見せるためのコツ」を意識することで、「開けても恥ずかしくない収納」を目指してみてください。 こうすることで、「普段使いするアイテムも、全て一カ所でまとめて管理できる」と言うメリットが生まれますよ。
■まとめ
家の中をスッキリ見せるためには、「必要なアイテムを収納できる場所」を用意することが大切です。専用収納アイテムを購入するのも良いですが、まずは「今自宅にある収納スペースを見直してみる」ことで、必要な空間を確保できるのかもしれませんね。 押し入れやクローゼットは、そんな便利な収納スペース候補の一つです。ぜひ上手な活用を目指してみてはいかがでしょうか。