■ストレッチ用ポールは長さで選ぶ
ストレッチ用ポールはポールに上にあおむけに寝た状態で頭から尾てい骨までをしっかりと固定する長さが必要です。LPN社のストレッチポールEXは長さが98センチとなっているため、男女を問わずこれで問題なく使用することができます。 ただし、身長が155センチ以上が推奨となっているため、155センチ未満だと長すぎると感じることがあるのです。その場合、ハーフカットと呼ばれる半分ほどの長さのものを使用するのがよいでしょう。 他社のものを含めて探して見ると、90センチなどさまざまな長さのものが見つかります。この場合、高身長の方だと短く感じてしまうかもしれません。まずは、自分の身長に合ったサイズのものを考えて見ましょう。
■ストレッチ用ポールは太さも大切
次に大切になるのが太さです。ストレッチ用ポールの上にあおむけになりますから、ここでいう太さは高さということになります。LPN社のストレッチポールEXは太さが15センチとなっています。これは一般的な太さになるのですが、これより細め、つまり低めがよいのであれば、太さが12.5センチのストレッチポールMXがよいかもしれません。 これは、普段から運動をしていない人や小柄な方にもおすすめとなります。少しでも低いほうが実際にストレッチを行う際の安定感が増すことになります。 また、ハーフカットのものは、ストレッチポールEXを半分にしただけでなく、半円状に高さも半分にカットされているので、高さが半分になるだけでなく、安定感も格段とアップしているのです。 他社製品も含めて、高さもしっかりと考慮して選んでみましょう。
■ストレッチ用ポールを使用したエクササイズ
さまざまなエクササイズの方法があるのですが、簡単なものから始めてみるのがよさそうです。 ポールの上にあおむけに寝て力を抜いて全身をゆらゆらと揺らしてみましょう。小さなゆらぎ運動と呼ばれるものですが、ポールの上でバランスを取ろうとすることもあり、背骨には結構効果的なのです。猫背の解消なども効果のひとつになります。 ポールの上にあおむけに寝た状態で手で床をこするような動きをするのが床磨き運動です。これは、肩を正しい位置に整えることができます。また、同じ姿勢で両手を鳥が羽ばたくように動かすことで、肩や肩甲骨回りをほぐすことができます。肩こりの解消に効果が得られます。 これらのエクササイズはごく一部ですが、このようにポールの上でちょっとした動きをすることでさまざまな効果が得られるのです。 ストレッチ用ポールを購入するとエクササイズ用DVD等が付いている場合もあるので、これらを参考にしてみましょう。
■まとめ
ストレッチ用ポールであれば、自宅で手軽にエクササイズを行うことができます。どんなエクササイズをするかによってその効果もさまざまなのです。プロのアスリートが使用していることを考えればその効果が大きいことも理解できるでしょう。 体幹を鍛えることもできますが、バランスボールのように収納に困ることもないですしね。