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興味を持って始めたはずの趣味でも、なぜかすぐに飽きてしまうこともありますよね。せっかく始めたのだからと思い頑張って続けてみても、興味がなくなってしまうと続けること自体がストレスになってしまいます。 何かを始めてすぐにやめてしまうのは人として未熟なように感じますが、大人だからといって我慢して続けるのは体にも心にもよくありません。趣味がつまらなく感じたときは、思い切ってやめてしまうのが正しい選択かもしれませんね。

■趣味が義務になっていませんか?

人生を楽しむために始めた趣味なのに、いつの間にか飽きてしまい、続けるのが苦痛になってくることもあります。 始めた以上は続けなくてはならないと思って続けていると、自主的に教室に通うのではなく、義務感を持ちながら通うことになるので、まったく楽しめなくなります。 人生を豊かにするための趣味が義務になってしまうと、逆にストレスになってしまいますので、一度立ち止まる必要があります。 趣味はあくまで楽しむために続けるものであって、誰かに対しての義務のために続けるものではありません。 お金を払ってストレスをためるようになると、何のための趣味なのか分からなくなりますので、興味がなくなってきた場合は気持ちを切り替えることも必要です。

■ストレスを発散できることが趣味の醍醐味

そもそも趣味は、自分の時間を裕福にしてくれるものであって、義務で続けるものではありません。 仕事や家事に追われていると、何のために生活しているのかが分からなくなることもあります。 自分の気持ちを落ち着け、たまったストレスを発散できるのが趣味の良いところなので、少しでも趣味がイヤだという気持ちが生じたときは、自分の気持ちに素直になりましょう。 心から楽しいと思うことでストレスを発散できますが、無理やりやっていると思うと、逆にストレスになります。 少しでも趣味に対してイヤな気持ちを抱いたり、教室に行くのが憂鬱に感じたときは、その時点で趣味ではなくなっています。 ストレスを発散するために趣味を行うのか、ストレスの原因になる趣味を続けるのかでは大きく変わってきます。

■趣味は一生続けるものではない

何か趣味を始めた場合、できるだけ長く続けたいと思いますよね。できれば生涯の趣味として打ち込めるものを見つけられると、豊かな人生を送れることでしょう。 しかしどんなに夢中になった趣味も、長らく続けていると飽きてくるものです。人によって飽きてくる年数は異なりますが、1年で飽きる人もいれば、20年経っても飽きない人もいることでしょう。 趣味を始めると、無理をしてまで続ける人も少なくありません。苦痛を感じていたとしても、これを乗り越えればさらに精進するはずと思っている人もいるほどです。 何かを極めるつもりならそうした努力も必要かもしれませんが、あくまで趣味なので、そこまで我慢する必要もありません。 どんなに好きな食べ物でも、毎日食べていると飽きてきます。そのまま続けて食べると、逆に嫌いになってしまうこともあるでしょう。 趣味も同じで飽きてきたと思ったら、無理して続けるよりすぐにやめる勇気も必要です。それが三日であっても3年であっても同じことです。


大切なのは無理やり続けることでなく、自分にストレスを与えないようにすることです。