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■いろんなことにチャレンジするのは好奇心旺盛な証拠

三日坊主といえば聞こえは良くないかもしれませんが、いいかえればいろいろなことに興味を持っているともいえます。 年齢を重ねると新しいことにはあまり興味を示さなくなり、新たなことを始めるのは面倒に思え、結局何もしないことが多いものです。 新しいことを始めるとワクワクし、幸せな気持ちを感じられます。幸せを感じるとき、脳からドーパミンなどの物質が分泌されていますので、脳の活性化にも役立ちます。 三日坊主になるなら何もしないほうがいいと思うのではなく、いろいろなことに興味を持てることは脳年齢を若返らせることに役立っていると思い、積極的にいろいろなことにチャレンジしてみると良いでしょう。

■自分が趣味と思えばそれが趣味

三日坊主になってしまう趣味ほど、形式ばったものが多いかもしれませんね。世間で流行っているもの、周りからオシャレだと羨ましがられるものだと、あまり長続きしないのではないでしょうか。 自分が本当に幸せだと感じる趣味であれば、いくらでも長く続けることができます。教室などに通わなければ趣味とはいえないと思うかもしれませんが、自宅でのんびり本を読んだり、DVDを見るだけでも立派な趣味の一つです。 人によっては趣味を見つけられない、または長続きしないということもあるでしょう。もしかしてそれは、趣味が自分に合っていないことも考えられます。 趣味は自分を満たす自己満足であって、誰かに見せつけたり自慢するためのものではありません。 カラオケで歌うことや毎日の晩酌がストレス発散できるのであれば、それは立派な趣味になります。自分が楽しいと思うことが、究極の趣味になるのではないでしょうか。

■まとめ

三日坊主にならないように頑張るより、向いていないならさっさと方向転換することが大切です。すぐに飽きたからといって、自分の人格を否定しなくても良いのです。一つの趣味を無理やり長く続けるより、いろいろなことにアンテナを張ってチャレンジするほうが、肉体的にも精神的にも良い効果を与えることでしょう。