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■自分で作ったほうが安いこともある

お総菜に半額シールが貼ってあると、安い!と思ってしまいますが、よくよく考えてみると自分で作ったほうが安く済むことも多くあります。 もちろん食材を全て集めると半額になったお総菜より高くなりますが、何人分も作れることと、それ以外の調理にも食材を使用できることを考えたら、自分で作るほうがかなりコストダウンになるのではないでしょうか。 購入したお総菜よりも自分で手作りしたほうが、家族も喜んでくれるものです。また、スーパーで購入したお総菜より、家族好みの味に、おいしく仕上がることでしょう。

■冷凍できるからといって何でも買わない

お肉や魚など、冷凍できる食材が安売りしていると、ついまとめ買いしてしまうこともありますよね。食材の中でも一番単価が高いため、割引されているときに購入しておくと、節約にも役立つことは確かです。 しかしそれが習慣化してしまうと、何に利用するかもよく考えず、とにかく割引シールがついていれば購入してしまうようになる危険性も。 お肉や魚が冷凍保存できるとはいえ、冷凍できる期限はそれほど長くありません。家庭用の冷凍庫の場合、おいしく食べられる期間は1カ月程度とされていますので、冷凍保存するのは1カ月で食べきれる量に抑えるようにしましょう。

■計画性をもって購入することが大切

安売りや半額の商品は上手に購入すれば、家計のやりくりにとても役立ちます。とはいえ手当たり次第に安売り商品を購入するのではなく、どのような調理に使うのか、いつ使うのか。など、計画性をもつことが大切です。 冷蔵庫や冷凍庫の中に何が入っているかリスト化しておき、使えばすぐに消していくようにすれば、ムダ買いを抑えることができます。 冷凍しているものはなるべく購入した順に使うようにし、常に新しいものが保存できるよう、冷凍庫の中を管理しておきましょう。

■まとめ

安売りしているとついその誘惑にかられそうになりますが、それがムダ使いにつながると自覚していれば、ムダ買いを防ぐことができます。普段から一週間のメニューを決めておくなどしておくと、安売りした商品も効率よく使えるのではないでしょうか。