髪形は年齢を問わず気になるもの。しかし周囲と比べると一風変わった髪形は、かえって“悪目立ち”することもありますよね。特に学校では校則や風紀を重視し、華美な髪形を注意するそうです。ネット上では「男子小学生の長髪を注意された」という話題が注目を集めていました。
男子小学生の長髪は何が問題なのか?
小学5年生の男児を持つママは「息子の髪が長いことを注意され、散髪するよう言われてしまいました」と明かしています。「校則で髪の長さが決まっているわけではありません。『小学生のうちくらいは自由にさせてあげたい』と言っても、担任は『切ってこい』の一点張りでした」とお悩みのようす。
すると男子小学生の長髪について共感の声が続出。
「子どもと親が好きなら長髪のままでいいと思います。最近は大人でも長髪の男性が増えているし」 「うちの学校は校則で『男子の長髪は禁止』と決まってる。考え方が古いよね」 「多様性が推し進められている今、男子の長髪を否定するのはおかしい! しかもまだ小学生なのに、無理やり髪を切らせるなんてかわいそう…」
といったコメントが寄せられていました。
さらにママたちからは「どうしても長髪にしたい理由があるのでしょうか?」「知らず知らずのうちにママが好みを押しつけてるのかも」といった疑問も噴出しています。
周りと合わせるべきという意見も。小学校は“社会の縮図”?
しかし圧倒的に多かったのは「周りと合わせるべき」といった意見でした。中でも“小学生の社会性”に言及する声は多く見られ、
「小学校といえども、社会の縮図。周りと合わせる社会性を養うべきです」 「オシャレに目覚めるのは決して悪いことではない。でも小学生のうちは染髪やパーマと同じで、校則や風紀に合わせるのが普通」
といったコメントが。また「体育の授業でも邪魔なのでは? 髪の毛が目に入って、目が真っ赤に充血した児童を見たことがある」という指摘も上がっています。
では一体子どもの髪形は、何歳ごろから自由にしているのでしょうか? ネット上を見ると
「学生のうちは勉強が本分。学校のルールに則ってる」 「校則に合わせていますよ。うちの子は高校までパーマ・脱色禁止だったので、大学生から自由にさせた」
と、基本的に校則に合わせている人が多く見られました。
メイクやエクステをして通学する小学生も…
また小学生の女子についても問題点が上げられています。やはり多かったのは“メイク”に関する意見で、
「学校に化粧をしてくるなんておかしいよね。小学生にはまだ早いと思う」 「肌が綺麗なうちはメイクなんて必要ないのに…」 「こっそり付けまつげだけしてる子は多いよ。段々エスカレートして、アイライナーを引いたり。家でどういう教育を受けてるんだろう」 「実際にメイクを注意されている生徒を見たことがあります。負けん気が強いのか、激しく言い返していました」
などの声が。
女子小学生が疑問視されている原因はメイクだけではありません。
「最近エクステをつけてる子も増えたよね。オシャレを楽しむにはまだ早い気がするけど、時代の流れなのかな?」 「学校側から『エクステを外してください』と注意された親御さん。習い事を理由に断ったらしいけど、注意されたなら外すべきでしょ」 「メイクは学校でこっそりするから、親も気づかないことが多い。でもエクステは親も知ってるだろうし、そのまま小学校に通わせてるのは理解できない」
と苦言を呈する人も多く見られました。
子どもの個性は伸ばしてあげたいものですが、協調性にも気を配った方がいいかもしれませんね。
文/河井奈津