シャワーの画像

体をポカポカに温めるには、やっぱり湯船に浸かることが一番です。 しかし、子育て中のワーママは育児や家事にと忙しく、ゆっくりお風呂に浸かっていられないという方も多いはず。 時間に余裕がないからシャワーで済ますということもあるかと思いますが、ちょっとした工夫でシャワーでも身体をポカポカに温めることができるんです!

■シャワー入浴法①浴室を温めておく

湯船やシャワーの温度よりも、浴室内の温度がポカポカ感を左右します。 特にシャワーの場合、浴室内が寒いとあたたかいシャワーの当たっている部位しか温めることができませんし、シャワーを止めるとすぐにその熱も奪われてしまいます。 まずは、浴室内を温めるということが大切です。浴室にヒーターがある場合は、衣類を脱ぐ前にヒーターで浴室をあたためておきましょう。 ヒーターがなければ、湯船に事前にお湯が張られていれば、湯船のふたを開けておくことで室内を温めることができます。 ですが、湯船にお湯を張っていない場合にはこの方法は使えません。そういった場合、あたたかいお湯をシャワーで出した状態にしておくことで浴室を温めることができます。 このときシャワーヘッドは高い位置で固定させ、浴室内の空気に触れやすくすることで早く浴室内を温めることができます。

■シャワー入浴法②換気扇を止める

浴室はどうしても湿度が高くなりがちのため、換気扇は常に回しているといった家庭も多いのではないでしょうか。 確かに、浴室の湿気対策等を考えると有効な方法です。ですが、冬場の浴室であれば、せっかくあたたまった空気を外に出して、外部からの冷たい空気を浴室内に循環させてしまうことになります。 これでは、いくら室内を温めようとしてもなかなか温まりません。特にシャワーのみの場合、浴室の室温はとても大事なものです。一旦止めても、その後忘れずに換気扇を回しておけば、湿気の問題は心配ありませんよ。

■シャワー入浴法③温度は高めで足も温める

水が出ているシャワーの画像

湯船につかる場合は39度から40度といった少しぬるめのお湯でもずっと浸かることで体を温めることができるのですが、シャワーの場合はそうはいきません。 ずっと浸かっている状態にすることができないため、ぬるめの温度でずっとシャワーを浴びていても体は温まりません。 もしかすると逆にシャワーの当たっていない部分から冷えることもありそうです。ですから、シャワーの場合は湯船に比べて高めの温度に設定しておく必要があり、40度から42度くらいがオススメです。 シャワーだとどうしても足元が温まりにくいので、シャワーを浴びながら足湯に浸かるのもいいですね。 洗面器にお湯を張って足を浸けるという方法もありますが、シャワーしかないシャワールームではなく湯船もある浴室であれば、湯船を使うというのもひとつの方法です。 お湯を張っているのであれば、足だけ浸かってもよいでしょう。湯船にお湯を張っていない状態であれば、栓をしておいて湯船の中でシャワーを浴び、その流れたお湯を溜めていきます。 そうすることで足元にはお湯が溜りますから足湯の効果も得られるのです。

 

■シャワー入浴法④全身まんべんなく浴びる

シャワーを浴びる際は、どうしても体の片面が中心になってしまいます。背中にシャワーを浴びるのは体を洗ったあとボディーソープを洗い流すときだけになっていないでしょうか。 これでは身体全体を温めるのは難しくなってしまいます。足もとだけは、前に説明した足湯効果で温めることもできるのですが、側面や背中はそういうわけにはいきません。 ですから、体を洗う前にも側面や背中をシャワーで温めておく必要があるのです。 また、体を温めるのに効果的な方法として、首にタオルという方法があります。この方法を使えば温かいシャワーのお湯がタオルに染み込み、首を温めることができるのです。足湯と合わせるとより効果的になるのではないでしょうか。

■シャワー入浴法まとめ

シャワーだけでは体の温めることは難しいと考えがちですが、いろいろと工夫することによって体を温めることはできるのです。 忙しいママにとって、時短できるシャワーはとても便利。ぜひ、効率的に体をポカポカにしてみてはいかがでしょうか。