■引き渡しまでに必要になるお金

売買契約後は引き渡しまでに残金を決済しなくてはなりません。手付金を引いた売買代金を不動産会社の口座に振り込むことになりますが、住宅ローンを組む場合は銀行から直接振り込むこともあります。 売買契約後は住宅ローンを組むことになりますが、そのときにさまざまな諸費用を組み込んでローン申請を行います。 住宅ローン契約時に必要な印紙税、不動産登記に必要な登記費用、ローン借り入れのための事務手数料や保証料、火災保険料、都市計画税や固定資産税などを日割りした費用、仲介手数料の残りの半分、水道負担金など、住宅を購入するための諸費用が必要となります。 これらすべてを含めて住宅ローン申請を行い、引き渡しまでに支払うことになります。

■引き渡し後に必要になるお金

引き渡し後にもいろいろな費用が必要となります。新居に引っ越すための引っ越し費用、エアコンや照明器具などの家電、カーテンやテーブルなどの家具やインテリアといったように、新居に必要な家電家具費用がかかります。 現在使用している家具家電からすべて買い替える場合は、かなりの費用がかかることになりますので、事前に必要な費用を計算しておきましょう。 家電の場合、住宅ローンに組み込めるものもありますので、事前にハウスメーカーの担当者に聞いておくと良いでしょう。 引き渡し後しばらくすると、不動産取得税の通知が届きます。マイホームを建てた都道府県から通知書が送られてきますので、納税期間まで支払わなくてはなりません。 都道府県に定められた一定の条件を満たしている場合、軽減措置を受けることも可能なので、事前に調べておくようにしましょう。

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■まとめ

マイホーム購入に必要となるお金についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。マイホーム購入は想像している以上にお金がかかりますので、事前にしっかり資金計画をたてておくことをおすすめします。