■項目は細かく分けてつける

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家計簿をつける際には、食費といったように大きな項目でまとめてつけることもあるでしょう。ですが、細かくつけなければそこから改善するというのは難しくなります。 大きな項目として食費があります。ですが、その中には、食事をつくるための材料費もあれば、外食の費用であったり、惣菜やお弁当といったものもあるのです。 食材でも本当に必要なものもあればぜいたく品もありますよね。こういった項目を細かくつけることができれば、食費に対してのお金の使い方を改善することができるのです。 あまりにも外食の費用が多いようであれば、外食を控えるといったことも考えられますよね。 日用品に関しても同じことがいえます。生活必需品もあれば、安かったからつい買ってしまった、便利そうだから買ってしまったというものもあります。 生活必需品の場合、買わなければなりませんが、便利グッズなどは特になくても生活はできるのです。 家計簿をつけ始めてしばらくすると、だいたい何にどれぐらい必要かというのが分かってきますよね。その中で必要な分を予算として考えるようになれば、行動が変化し、無駄なお金を使わなくなってくるのです。

■家計簿を継続してつけられるようになるには

家計簿は継続してこそ意味があるのですが、始めるのは簡単でも継続するのは意外と難しいのかもしれません。 例えば家計簿をつけていて、収支が合わないといったこともあるでしょう。また、項目が多すぎてつけるのが面倒ということもあるかもしれません。 ですが、収支が合わなくてもそれほど気にする必要はありません。銀行の場合、1円単位まで合わせますが、家計簿はそこまで厳密ではありません。 合わせることが目的ではないのです。目的は、無駄を省いて貯蓄に回すということなのです。 項目が多すぎるという場合も、そこまで細かく分類する必要もありません。細かい明細は必要なく、こちらも無駄を省くためのものですから、大まかに何にいくら使っているかが分かればいいのです。

■まとめ

家計簿は企業の帳簿と同じです。企業が利益を出すには、様々な帳簿をつけますよね。そのなかの現金出納帳といったあたりが、家庭における家計簿の役割です。もちろん、そこまで厳密なものは求められません。 何にいくら使っているかが分かればよいので、気軽に考えてみてください。スマホのアプリでも用意されているので、節約ゲームみたいな感覚で付き合うのがいいかもしれません。