料理の途中、普段利用している調味料が切れていることが分かり、思ったとおりの料理ができなかったということがありますよね。メニューを決めて調理していると途中で軌道修正することができず、わざわざ買いに行くのも大変です。 買い物に行くのが面倒だなと感じたときは、他の調味料で代用してみてはいかがでしょう。仕上がりの味を損ねることなく、おいしく作ることができますので、ぜひ試してみてください。
■日本酒
日本酒は魚やお肉の臭みとり、食材を柔らかくする、味にコクを加えるなどの効果がありますので、常備している人も多いのではないでしょうか。 日本酒が切れているときはワインで代用することも可能です。調理用のお酒と同様、調理用の低価格なワインでも十分に日本酒の代わりとして代用できます。 また、料理に甘さやコクを加えたいなら、みりんやはちみつでも代用が可能です。お酒と同量を入れるとかなり甘めに仕上がってしまうので、味を見ながら調整すると良いでしょう。
■みりん
みりんは食材に甘みや照りを出すのに使用します。また、みりんは煮崩れを防ぐ働きもします。 みりんがない場合は日本酒やワインで代用が可能です。お酒やワインだけでは甘みが足りないので、砂糖やはちみつ、水あめなどを加えると、みりんと同様の味に仕上がります。 日本酒が3に対して砂糖やはちみつが1の割合で調理しましょう。砂糖だと照りが出ませんので、照りを出したいときははちみつや水あめを使用するようにしましょう。
■めんつゆ
そうめんやうどんを食べるときに使用するめんつゆは、煮物やあえ物など、さまざまな料理に利用できる万能調味料です。 めんつゆが切れたときは、お鍋にだし汁150ミリリットルと大さじ2の醤油を加え、みりん大さじ2分の1、砂糖小さじ2分の1を加えて火をかけ、アルコール分を飛ばせば完成です。 だし汁は顆粒のカツオだしなどを使っても十分です。甘めのめんつゆが好みなら、砂糖を増やして調整してください。