「病児保育」を実際に使ったママたちの声


経験者が語る「病児保育」のメリットと不安

中には実際に「病児保育」を活用しているママの姿も。「休めない時に本当に助かった!」「こういう施設がないと、女性の社会進出は達成できない」といった声が多く上がっています。 「私が使ってる所は、看護師さんと保育士さんの2人体制で安心だった」


「先生もすごく優しくて、事前の面接もきちんとしていたよ」


「迎えに行くと、1日の様子を細かく教えてくれるから助かる」

 

しかし中には、「病気にかかった子が集まる場所だから、他の子から別の病気をうつされないか心配」「子どもから“冷たいママ”って思われないかな…」とのコメントも見られました。

 

自治体が行う「病児保育」サービス

ニーズの増加に伴って、自治体が「病児保育」に乗り出すケースもみられます。東京都中野区は、利用可能な児童について以下のように規定しています。

 

・対象年齢は、生後6カ月(病児は満1歳)から小学校就学前まで


・病児保育または病後児保育の利用が可能であると医師が認める児童


・保護者が次のいずれかの理由により家庭での育児を行うことが困難な場合

 

「いずれかの理由」とは、「勤務の都合により出勤せざるを得ない場合」「疾病または出産により通院または入院をする場合」「家族の疾病等によりその介護または看護に従事する場合」などが該当。

 

子育て中の人は、あらかじめ自治体のサービスを把握しておきたいですね。